【G1】「第9回 クイーンズクライマックス」展望

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展望
クインズクライマックス

クイーンズクライマックス概要

2011年1月に発表されたレース体系見直しの中で、女子王座決定戦に次ぐ2つ目の女子レーサー限定のG1として2012年から賞金女王決定戦の開催がスタートした。
2000年に名人戦(現在のマスターズチャンピオン)が制定されて以来の新設G1で、21世紀で最初に始まったのがこのタイトルである。

第3回大会の2014年より通称を「クイーンズクライマックス」とすると共にプレミアムG1に制定される。
また最終日が大晦日となったのもこの年からである。

優勝者には500万円相当のティアラが授与される他、ファイナルで3着以内の選手にはジュエリーが提供されるなど女子レーサーの頂上決戦に相応しい高額かつ豪華な報酬となっている。
賞金女王シリーズ戦も同時開催で行われ、賞金女王決定戦は3日目からの開催となるが、シリーズ戦は初日から行われる。
2014年までは一般競走とされていたが、第4回大会の2015年からはG3競走として施行されている。

出場選手選出方法

選考基準は以下の通り。

  • 出場選手はチャレンジカップ終了日の賞金ランク上位勢
  • クイーンズクライマックスでは女子賞金ランク12位まで
    (12位までに入っていればF休みと重複していたとしても出場は可能)

シリーズ戦では13位以降でF休みの選手を除く42名。総勢54名でのシリーズとなっている。

クイーンズクライマックス 開催日時

開催期間は12月26日(土)から12月31日(木)までの6日間

クイーンズクライマックスの優勝賞金はいくら?

優勝賞金は1500万円(シリーズ戦は100万円)

クイーンズクライマックス トライアル1st枠順

3日目(12/28)11R

コース 登録番号 選手名 支部
1 4387 平山智加 香川
2 4530 小野生奈 福岡
3 3435 寺田千恵 岡山
4 4399 松本晶恵 群馬
5 3611 岩崎芳美 徳島
6 4502 遠藤エミ 滋賀

3日目(12/28)12R

コース 登録番号 選手名 支部
1 4482 守屋美穂 岡山
2 4450 平高奈菜 香川
3 4885 大山千広 福岡
4 4123 細川裕子 愛知
5 3900 香川素子 滋賀
6 4050 田口節子 岡山

 

クイーンズクライマックスシリーズ戦

初日(12/26)12R ドリーム戦 枠順

コース 登録番号 選手名 支部
1 4190 長嶋万記 静岡
2 3999 大瀧明日香 愛知
3 4447 深川麻奈美 福岡
4 4433 川野芽唯 福岡
5 4183 宇野弥生 愛知
6 4556 竹井奈美 福岡

 

第9回クイーンズクライマックス 注目レーサー

守屋美穂(もりや みほ)

守屋美穂

今年は優勝4回。
女子ビッグレースではレディースチャンピオンとレディースチャレンジカップで1枠での優出とした守屋美穂選手。
若松で行われたBBCトーナメントでも女子選手として唯一の優出を果たしており、超一流の集う大会でも双璧の実力だ。
レディースチャレンジカップ優出で僅かの差だが、賞金ランクトップに浮上。
狙うは賞金女王ただ1つだ。
不安要素としては、今年1枠での優出は4回あるが2着2回が最高成績だ。
今年の失敗は今年のうちに。大晦日に白のカポックで名誉挽回となるだろうか。

平山智加(ひらやま ちか)

平山智加

今年の夏の大一番、レディースチャンピオンの覇者。
それも守屋美穂選手を2コースからの直まくりで叩くという荒業だった。
レディースチャレンジカップでは機力に相当苦しんだが、その経験は必ずや生きてくるはず。
賞金ランクのトップは明け渡したが再逆転を狙いたい。
平山選手とクイーンズクライマックスと言えば、2013年と2014年の第2·3大会で連続優出しているが、このとき初戦の1枠のあとは残る2戦でも1枠を手に入れている強運の持ち主。
今年も1枠からのスタートとなっただけに枠番抽選にも注目だ。

小野生奈(おの せいな)

小野生奈

男子選手相手にもカドまくりを打って出る攻撃力は女子選手で随一の小野生奈選手。
若松BBCトーナメントでは三連単11万円台の波乱の立役者となった。
レディースチャレンジカップでも優勝戦で2コースからまくりに出るなど腹を決めたらコース不問でまくっていく。
広い水面の浜名湖であれば道中も含めて楽しみが増えるのではないだろうか。
今年の女子ビッグレースでは全て優出。
今シリーズでも優出し、最後に大仕事をやってのけたい。

平高奈菜(ひらたか なな)

平高奈菜

夏場以降の不調だったが、大怪我も乗り越え、年末に向けて調子があがってきた平高奈菜選手。
特に先月の若松での一般戦では、混合戦ながらオール2連対での優勝を果たした。
当地前回は今年9月のヴィーナスシリーズであるがアクシデントに敗れておりここは巻き返しを喫したいシリーズた。
意外にも記念での優勝はまだ無いが、2020年の大晦日に初のビッグタイトル制覇となるたろうか。

大山千広(おおやま ちひろ)

大山千広

人気は女子ナンバー1といった大山千広選手。
レディースチャレンジカップこそF休みで出られなかったが、ベスト6入りを果たした。
やはりこちらもSGを2大会連続でオープニングカードで逃げ切りと人気以上に実力もある選手だ。
不安材料としては10月中旬よりF休みに入っていただけにレース勘がどの程度まで戻っているかだ。
それでも福岡周年のファイナルまで駒を進めた昨年、ウエスタンヤングで快勝の今年とパンチ力は誰よりも強いかもしれない。
真価を問われる4走となるだろう。

寺田千恵(てらだ ちえ)

寺田千恵

クイーンズクライマックス創設時からただ1人、9年連続で賞金ランクベスト12位以内。
レディースチャレンジカップ前、ボーダー下からの勝負がけに成功した。
今年はフライングを切ってから優出こそしていたものの、優勝がなかった。
ラストチャンスをものにして最後の最後で間に合わせるというのはさすがとしか言いようがない。
フライングを切った浜名湖で今度は念願の賞金女王となり有終の美を飾りたい。

第9回クイーンズクライマックス 豆知識

唯一の皆勤賞

レディースチャレンジカップで見事優勝した寺田千恵選手。
予選でも序盤から快調に飛ばし、クイーンズクライマックスの切符を手にするため1走1走に気迫のこもった走りを披露した。
予選ラストで大敗となり優勝戦は3枠だったが、展開を見事に捉えて優勝。
シリーズ前、ボーダー下からの大逆転で皆勤賞を守った。
これまで年末の大一番は、1着こそ少ないものの2着が非常に多い。
無理せず上位を取りに来るという点から舟券には欠かせない選手だろう。

賞金女王覇者の意地

これまで8回のうち、7名の女王が誕生している。
松本晶恵選手が唯一の2度の優勝。
平山智加選手はオール1枠で優勝した年もあれば、遠藤エミ選手は完全優勝があった。
ここまでの3名がクイーンズクライマックスに出場する。
松本選手は前人未到の3度目の制覇に挑戦となる。
残る2人もそれぞれの意味でパーフェクトVとしているだけに期待していいのではないか。

シリーズ戦に目をやれば、初代女王の三浦永理選手や川野芽唯選手も登場する。
特に三浦選手は地元であることと、やはりこのタイトルとなると明暗共に経験しているだけに気合いは入るのではないだろうか。

僅かに届かなかったシリーズ戦ドリームの2人

レディースチャレンジカップで優出した長嶋万記選手深川麻奈美選手。
両選手は優勝で「ベスト12入り」という厳しい条件の中で僅かな望みを求め優出。
結果として、内枠両者がやり合う形でどちらかが優勝していてもおかしくないほどのわずかの差であったかもしれない。

長嶋万記選手は、地元でドリーム1枠といきなり負けられない戦いであろう。
一方、6着2本のスタートから優出まで漕ぎ着けたのはかなりの自信となるはずだ。
シリーズ戦では注目したい選手だ。

ボートレース浜名湖の特徴

基本データ

所在地:静岡県湖西市新居町中之郷3727-7
開場:1953年(昭和28年)8月7日
電話投票コード:#06
モーター:ヤマト331型(交換時期:4月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:9月頃)
開催:デイレース
水質:汽水
干満差:あり
チルト角度:-0.5、0、+0.5、+1.0、+1.5、+2.0、+2.5、+3.0

ボートレース浜名湖の水面特性

ボートレース浜名湖水面図

出典:ボートレース公式サイトより

「1Mの奥行きは広い」と言われている印象の強い蒲郡よりもはるかに広く、全速戦を数多く見られるボートレース浜名湖。
その広さ故に、各選手が幅を十分にとった旋回ができるため一気のまくりが決まりにくく、その分まくり差しが多い。
イン勝率や2連対率は下位ではあるが、一般戦では偏りのあまりない枠番となっているため、実際のところは力量があればしっかり逃げれる水面だ。
冬場は北風によってホーム追い風となりやすく、スタートも合わせやすいスロー勢が中心となるか。
強めに吹くようであれば2コース差しや仕掛けた選手によるまくり差しが決まりやすいと予想される。
風の強弱を問わずスロー勢の活躍が多い女子戦とあって、本命サイドも穴サイドも内枠のボックスで狙い続けるのも面白いかもしれない。

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