「SG 第33回グランドチャンピオン」とは

概要

出場資格が賞金王決定戦競走の優勝戦出場者とSG優勝戦の完走者、SG予選での得点上位の選手、優先出場者で、資格を得るには、前年のSGでの活躍が必須。SGの中のSGと呼ばれる。

開催期間

2023年（令和5年）6月20日（火）より、6月25日（日）まで

「SG 第33回グランドチャンピオン」ドリーム戦

出典：BOATRACE徳山 徳山SGグランドチャンピオン

初日（6月20日）第12レース ドリーム戦枠順

1 池田浩二 愛知 3941
2 磯部誠 愛知 4586
3 毒島誠 群馬 4238
4 菊地孝平 静岡 3960
5 羽野直也 福岡 4831
6 馬場貴也 滋賀 4262

インが強い、徳山ボートレース場の池田浩二選手のイン戦なら、迷わず頭で買え。連争いの軸は、握って攻める、毒島誠選手が濃厚。3着までには入る。

「SG 第33回グランドチャンピオン」注目選手

池田浩二（いけだこうじ）

出典：https://www.boatrace.jp/

現在、2023年の賞金ランキング6位。記念レースの優勝こそないが、出場したSG、G1では軒並み優出、準優出している。

昨年同様、得意の徳山ボートレース場で連覇を狙う。直前にフライングをしているが、基本的にどのコースもスタートが安定していて、1着が多い。まくり差しが得意で、6コース以外は頭で狙え。

毒島誠（ぶすじままこと）

出典：https://www.wmb.jp/

今年すでにG1を2回優勝している。昨年後期の不調が嘘のようだ。この調子で、2016年10月の徳山周年記念を6コースからのまくり差したように、今節も結果を残す。

5コースのまくり差しが得意なので、5コース時には要チェック。今節終わりにフライング休みに入るので、その前に優勝だ。

土屋智則（つちやとものり）

出典：https://www.wmb.jp/

最近の傾向として、ピット離れが良く、イン水域に入ることが多い。徳山水面は基本的に内側が強いので、ピット離れからのイン奪取で攻める。

この戦法が決まりだせば、昨年からかなり調子が良いので、徳山水面でSG2冠も夢ではない。

深川真二（ふかがわしんじ）

出典：https://www.boatrace.jp

徳山水面との相性が抜群。2節前にも一般戦ながら優勝している。SGなので一般戦みたいに2コースまでの戦いとはいかないだろうが、前付けで掻き回し、得意のスタートからの捌きでレースを沸かす。

出足の良いエンジンが引ければ、伏兵ながら楽しみ。

上平真二（うえひらしんじ）

出典：https://www.boatrace.jp/

昨年のグランドチャンピオンで、かなり惜しい2着。寺田祥選手の次に、このタイトルを欲しがっている。

YouTubeで自分の出ているレースの解説をしてくれるのが、視聴者からすると、レースのことを知るのにかなり役立つ。今年、優出したレース、全て2着と2着取りがコース不当で上手だ。2着で狙え。

田口節子（たぐちせつこ）

出典：https://www.boatrace.jp/

女子唯一の出場。女子の中では安定感はピカイチで、2022年は年間勝率1位。1着回数も1位。岡山支部で同じ中国地方のため、徳山は走ることも多く、コース不問で狙いたい。

体重が軽い分、バックで伸びる。穴目が好きな方は追っかけろ。

「SG 第33回グランドチャンピオン」注目モーター

現エンジンは2023年3月14日から約3ヶ月使用し、まだまだ発展途上だ。SG級のエンジン巧者の手にかかれば、急上昇するのもあるが、現状、調子の良いエンジンを紹介する。

40号機（S）

勝率6.56優出3優勝2

赤岩善生選手、土屋智則選手が乗った際に優勝。レースが良く、実戦向きのバランス型エンジン。湿度が高くなって来た時も、調整しやすいと評判。このエンジンを引いた選手は特に注目。

54号機（A＋）

勝率6.39優出2優勝0

初降ろしから、伸びが良かったエンジン。特に高濱芳久選手、竹田辰也選手が乗った際に、展示タイムがほとんど1位になっていて、吹いていた。この伸びなら、外からの一発もいける。まくりで攻めるのが好きな選手に引いて欲しい。

48号機（A＋）

勝率6.36優出3優勝0

最近、大峯豊選手が2回乗り、2回とも優出したエンジン。特に伸びが良く、破壊力抜群だ。まくりが得意な選手に渡ると面白い。展示タイムが出ている時は頭で狙え。

57号機（A -）

勝率6.13優出3優勝0

初降ろしに、西島義則選手が乗ったので、他のエンジンと比べ、周り足に特化したエンジン。その後、普通の選手が伸び仕様にしようとするが、周り足以外はあまり良くならない。

しかし、徳山水面なら、周り足が強い方が走りやすいと思われる。イン水域が好きな選手が引くと好相性で楽しみ。

65号機（A -）

勝率6.10優出2優勝0

竹田辰也選手、金児隆太選手が乗った際に、伸びが抜群に良かったエンジン。西島義則選手が出足仕様にしたため、良い部分が悪くなったが、また伸び型に仕上げる選手が引けば、パワーアップ間違いなし。

ポテンシャルが高いので、要チェック。

「G3　第10回イースタンヤング」豆知識

地元選手

今節は残念ながら、地元選手が1人しか居ない。白井英治選手がフライング罰則により、走れず、寺田祥選手のみになった。最低でも優勝戦進出と思って、しっかり走る。

寺田祥（てらだしょう）

昔から、エンジンが普通以上あれば、徳山水面では白井英治選手と同様に敵無し状態。風によってはスタートが難しい、徳山水面。地元の利を活かし、スタートを張り込み、優勝を狙う。

2018年の当地で行われた、第28回グランドチャンピオンの時は予選1位通過から、準優勝戦で2着になり、優勝戦1号艇になった、白井英治選手の優勝を目の前で見て、悔しい思いをしている。

最近イン時にポカが見られるが、今節はそんなことはないだろう。絶対的な主役になるべく走る。

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ボートレース徳山の特徴

基本データ

所在地：山口県周南市栗屋１０３３
開場：1953年（昭和28年）8月27日
電話投票コード：18#
モーター：ヤマト331型（交換時期：4月頃）
ボート：ヤマトYM-730型（交換時期：11月頃）
開催：デイレース
水質：海水
干満差：あり
チルト角度：-0.5、0、+0.5、+1.0、+1.5、+2.0

ボートレース徳山の水面特性

出典：ボートレース公式サイトより

基本的には、年間を通して穏やかなホーム左横からの追い風が吹くことが多い。この横風が、スタートを難しくしていて、結果イン有利の水面になる。1マークはどんなに握って攻めても、大丈夫なくらい広く、安心出来、インでも握る選手がいる。

たまに大潮になることがあり、その際はうねりが出て、コーナーで流れることが多くなり、2、3コースの差しが決まりやすくなる。また、2マークで引き波が残り、道中の逆転が起こりやすい。

干満の差も激しいので、スタートは意外に難しいと言われているので、前半はよく徳山ボートレース場を走ることが多い、中国、九州地方の選手から狙え。

コース別入着率

インコースが強く、2連対率は80％近くある。困ったら、インを買っておけば大丈夫な水面だが、握って攻められることができるので、外コースの選手がまくりで攻めた際に3着に残ることも多く、意外と配当が良いことがある。

特にSG級の選手は一瞬のタイミングで着順が変わるので、3着は流すことを勧める。

また、普段はモーニングレースで、水温が低い時のデータになっているが、今節は通常開催で湿気も多いので、データーよりはインが苦戦する可能性あり。

 

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