「開設69周年記念 G1 北陸艇王決戦」 展望

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展望

北陸艇王決戦とは

概要

ボートレース三国の周年記念競走。2008年頃までは3月の開催が多かったが、以降は季節を問わず開催されている。

2021年に年度をまたいで2回開催されているため今回は1年4ヶ月ぶりの周年記念開催となる。過去10大会の優勝戦のうち逃げ7勝、まくり3勝となっているがまくりとなっても万舟は0と想定外の大波乱とまではなっていない。

地元勢では2006年・2011年・2015年に今垣光太郎選手が優勝しているが頂点までは届いていない。今年は秋にチャレンジカップが控えるだけに、ここで活躍の選手は先々にまで注目していきたい。

開催期間

期間は3/25(土)〜3/30(木)までの6日間

賞金

優勝賞金 1000万円

開設69周年記念 G1 北陸艇王決戦 ドリーム戦

初日(3/25)第12R 日本海ドリーム 枠番

出典:ボートレース三国

1 3388 今垣光太郎 福井
2 4371 西山貴浩 福岡
3 3590 濱野谷憲吾 東京
4 3557 太田和美 大阪
5 4418 茅原悠紀 岡山
6 4586 磯部誠 愛知

2日目(3/26)第12R 東尋坊ドリーム 枠番

出典:ボートレース三国

1 4320 峰竜太 佐賀
2 4444 桐生順平 埼玉
3 4502 遠藤エミ 滋賀
4 4013 中島孝平 福井
5 4787 椎名豊 群馬
6 4459 片岡雅裕 香川

開設69周年記念 G1 北陸艇王決戦 注目レーサー

今垣光太郎(いまがき こうたろう)

今垣光太郎

出典:https:/boatrace.jp

まずは三国周年となれば今垣光太郎選手が不動の注目選手。

1997年2月の近畿地区選手権で地元G1初優勝を飾るとこれまでにタイトルを7つ獲得という長きにわたって大活躍。1997年5月以降のデータではあるが地元戦は117節で80優出35優勝。年始の正月シリーズでは11戦パーフェクトVと誰よりも水面を知る。

勝負どころでは自力で攻め込む姿も健在。2017年の近畿地区選手権以来の地元タイトル、そして2015年以来となる4度目の周年制覇を狙う。

中島孝平(なかじま こうへい)

中島孝平

出典:https://www.wmb.jp

昨年の優勝はお盆シリーズのみであったが、年間通しての活躍が光っていた中島孝平選手。惜しくもグランプリへは次点に泣いたもののSG優出1回、G1優出1回でそのランクまで残ったのは大崩れなく積み上げてきたからこそ。

SG2Vの実力者が2007年のモーターボート大賞(当時はG1)、2013年の近畿地区選手権以来となる3つ目の地元G1獲得へ。

吉川元浩(よしかわ もとひろ)

吉川元浩

出典:https://www.wmb.jp

遠征勢では三国で上位の実績を誇る吉川元浩選手にも注目したい。

2005年のモーターボート大賞(当時はG1)をはじめ周年は2008年と2019年。さらに2009年の近畿地区選手権とタイトルV4。昨年は到当地3節のうち2度優出があるが、7月末からのシリーズでは優勝戦1枠でフライングに散るという悔しい結果に。

リベンジのためにもここは活躍を。

桐生順平(きりゅう じゅんぺい)

桐生順平

出典:https://www.wmb.jp

今年は若松周年を制するなど6連続優出でスタートした桐生順平選手。多摩川周年こそ全体的に弱めのモーターで予選突破には足らなかったものの中間着にまとめる健闘ぶり。ボートレースクラシックでも予選をしっかり突破と近況は充実している。

当地前回の昨年5月には節間オール3連対とし3コースからまくり差しで優勝している。三国連続Vが周年で達成なるか。

太田和美(おおた かずみ)

太田和美

出典:https://www.boatrace.jp/

2月の常滑優勝戦でのFでF2という苦境に立たされている太田和美選手。それでも続く唐津一般戦や多摩川周年、さらに直前節のSGボートレースクラシックでも得点を積み重ねている。

ただし、唐津と平和島でアクシデントがあり事故点は0.70前後に。スタートや競り合いに無理出来ない状況ながら勝率を残しつつ得意の三国をどう立ち回るかが注目となる。

茅原悠紀(かやはら ゆうき)

茅原悠紀

出典:https://www.wmb.jp

今節出場するメンバーの中で唯一ボートレースクラシックの優出した茅原悠紀選手。2月の中国地区選手権で地元G1初優勝を果たし、やっと1つ肩の荷がおりただろう。

前回の三国での優勝は2016年まで遡るが節間オール2連対とこの水面にも対応。SG優出の勢いで引き続き活躍を狙う。

「開設69周年記念 G1 北陸艇王決戦」 注目モーター

モーター

22号機(3/4 優勝戦1着)

初おろしとなったシリーズでは赤岩善生選手が使用して優勝。

初戦6枠を3コースまで動くと鮮やかにまくり差し。シリーズ5勝のうち差し、まくり差しで3勝を挙げたように出足や行き足については上位の動きを見せていた。

62号機(3/12 優勝戦4着)

優勝戦は4着に敗れたが4コースから1勝2着2回など予選3位で突破。注目点としてはスリット付近での行き足。優勝戦においてもスタートタイミングこそ3番手ながら仕掛けの態勢に持ち込んだ。

追い風気象の多い三国だからこそ外枠でもチャンスを残すスリット付近の足は重視したい。

54号機(3/21 優勝戦出場)

初おろしでは西野雄貴選手が使用し9戦7連対。続く直前節では宮之原輝紀選手が優勝戦1枠を手にした。

宮之原選手は初日にリング交換すると直線はじわじわ伸び、レース足も良くなった。2日目後半は内を締め込むかに見せてから旋回半径をとってのまくり差し。回り足もきているようだ。

「開設69周年記念 G1 北陸艇王決戦」 豆知識

8年ぶり地元制覇を狙う福井支部

今節では先に紹介の2名を含み計8名の選手が8年ぶりの地元周年制覇を目指す。

人気という面では地元女子選手の西橋奈未選手。近畿地区選手権ではドリーム戦にも選ばれるなど期待されている。

松田祐季選手は直前のボートレースクラシックでは苦戦したがその経験を地元周年に活かしたい。

パンチ力があって面白いのは下出卓矢選手。これまでのタイトルは2019年の平和島周年と2021年の江戸川MB大賞のみだが、伸びを中心に引き出す調整は展開面も含め注目の存在。

SG覇者である地元選手3人目の石田政吾選手もベテランだが、要所ではスタートからの仕掛けまである。

今期勝率7.42と好調の萩原秀人選手も優勝争いに食込みたい。福井勢8年ぶりのタイトル奪還なるか。

三国での記念ウイナーたち

過去10年でボートレース三国で開催されたG2以上のレースは21回。うち1回が2015年に石野貴之選手が優勝したオーシャンカップである。

好イメージを残しやすい記念Vとあって、今節出場予定選手のうち当地記念レースを獲った選手たちを紹介しておきたい。

G1 北陸艇王決戦
今垣光太郎(2015)
太田和美(2016)
吉川元浩(2019)

G1近畿地区選手権
中島孝平(2013)
今垣光太郎(2017)

G2モーターボート大賞
太田和美(2018)

G2ボートレース甲子園
峰竜太(2020)

人気を誇る峰竜太選手のボートレース甲子園優勝は記憶に新しいが、やはり地区戦での出場もあって経験値の多い近畿勢が注目となるだろう。地元両名に吉川元浩選手、太田和美選手らは道中戦も含めて注目だ。

機歴の浅いモーター

今節で使用されるモーターは2/28から使用の初おろしから1ヶ月しか経過していないモーターだ。

したがって2連対率は乗り手による差が激しいため全くと言っていいほどアテにはならない。つまり2連対率20%を下回るようなモーターであっても節一クラスになり得る。今節においてスタート展示や周回展示の確認は必須事項だろう。

また予習をする際にはスリット付近で足や平均のスタートタイミング、直線での伸び足、ターン後の行き足などどれか1つでも気になる点があればメモをとるなどして残しておいた方がいいだろう。何か特徴があればそこを活かしつつ記念クラスのレーサーならその他を底上げしてくれるだろう。

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ボートレース三国の特徴

基本データ

所在地:福井県坂井市三国町池上80−1
開場:1953年4月14日(昭和28年)
電話投票コード:#10
モーター:ヤマト331型(交換時期:4月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:4月頃)
開催:デイレース
水質:淡水
干満差:なし

ボートレース三国 水面特性

ボートレース三国水面図

出典:ボートレース公式サイトより

ボートレース三国は福井県坂井市にあるボートレース場。市の北西部にありレース場の北側3kmほどで日本海という立地のため、通年で2マークから1マーク方向の追い風になりやすい。

1マークとスタンドの距離や1マークの奥行はボートレース鳴門とほぼ同じであってもイン優勢なのは風の影響が強い。1コース1着率は55.7%と全国平均レベル。

他場に比べて強いのが2コースと3コース。2コース1着率15.8%(5位)2連対率42.3%(4位)、3コース1着率13.8%(6位)2連対率37.3%(2位)と定番の3対3の進入ならばスロー勢が優勢。やはり風の傾向通りとなった。

加えて言えば6コースの3連対率19.1%は全国20位とかなり苦戦模様。基本はスロー勢を中心に4.5コースの2.3着狙いまでがセオリーだ。

「開設69周年記念 G1 北陸艇王決戦」まとめ

出典:ボートレース三国

2月の地区戦ラッシュを除けば周年が2開催ほぼ同時に行われることは珍しい。

最初のSGを終えて本格的に今年の賞金争いもスタート。新年度を気持ちよく迎える意味合いでも注目されるシリーズとなる。艇王となるのは誰だ。

 

ストロング的中情報



無料情報実績




日付 04月20日(土)
レース数 唐津10R
結果 1-5-2
倍率 28.5倍



日付 04月24日(水)
レース数 尼崎6R
結果 1-2-3
倍率 29.8倍

有料情報実績




日付 04月06日(土)
レース数 福岡6R
結果 4-1-3
倍率 65.6倍

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ZONE的中情報




無料情報実績




日付 04月21日(日)
レース数 芦屋11R
結果 3-1-2
倍率 34.3倍

有料情報実績




日付 04月11日(木)
レース数 鳴門11R
結果 4-1-6
倍率 443.8倍



日付 04月13日(土)
レース数 三国12R
結果 6-1-4
倍率 757.0倍

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GALAXY的中情報




無料情報実績




日付 04月23日(火)
レース数 児島9R
結果 4-1-3
倍率 22.0倍

有料情報実績




日付 04月21日(日)
レース数 常滑8R
結果 2-3-1
倍率 63.4倍

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