整備巧者の波乗り名人!公認会計士レーサー渡邉 雄朗を徹底分析

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選手情報

 

TK朗という愛称でファンから愛され江戸川巧者としてお馴染みである東京支部所属の渡邉 雄朗選手。

幼少期から様々なスポーツに挑戦し大学卒業後には公認会計士としていつかは自分の事務所を持ちたいと志した男がボートレーサーの世界へ飛び込んだその驚きの理由とは?

選手として活躍するその裏側や尊敬する選手まで詳しく紹介。

プロフィール

 

名前 渡邉 雄朗(わたなべ たけろう)
生年月日 1986年5月1日生まれ
血液柄 A型
登録番号 4748
支部 東京支部
112期
師匠・弟子 山田 哲也・弟 中島 航

 

デビュー日は2013年5月17日。多摩川ボートレース場にて、1レースに出走。

6コースから、コンマ14のスタートも選手責任での失格と苦いデビューで選手生活をスタートした。

 

経歴

 

千葉県市川市出身。

千葉県立船橋東高校→法政大学人間環境学部を卒業後は公認会計事務所に勤務も寝る時間すらまともに確保できない激務に「このままでは死ぬ」と思い転職を決意。

何か良い仕事は無いかと探している中でボートレーサーという職業を知りボートレースをまったく知らないまま養成所の入所試験を受けたところ1発で合格し養成所生活を乗り越え27歳という遅咲きでのデビューを飾り現在に至る。

 

記録

・初勝利水神祭~2013年08月09日に平和島ボートレース場で行われた一般戦の1レースにて、6コースからコンマ13のトップスタートから捲りを決めデビューからわずか3ヶ月での初勝利を達成。現在でも外から捲るレースを好んでおり自分の売りとしている。

・初優出~~~~2016年7月21日に津ボートレース場で行われた、一般戦にて、初優出。2コースからコンマ06のスタートを決めて差しを狙うも決まらず2着に敗れた。

・初優勝~~~~2020年4月19日に戸田ボートレース場で行われた、一般戦にて、3コースからコンマ19のスタートを決めて差し切りでの初優勝を達成。

 

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エピソード

自他共に認めるボートレース江戸川巧者。その秘訣として江戸川専用のゲージ(プロペラを作るときの型)を製作など技術面の工夫はあると言いながらも「江戸川は気合いだけ」と語っている。

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エンジン整備に強いこだわりを持っている選手でプロペラ整備を行うのが現在の主流の中でもエンジンを開いて良化させることを優先している。艇界屈指の整備巧者として知られている赤岩 善生や自分の形を完成させると他の選手が太刀打ちできなくなる石野 貴之の両者を憧れ、目標とする選手として挙げている。

エースモーターを手に入れてレースをするよりも凡モーターを渡されるほうが燃えるタイプで2020年8月にはボートレース江戸川のレースにて当時2連対率19%のモーターを整備して優勝にこぎつけることに成功した。

新人時代に展示好走中に転覆欠場になったトラウマから展示に限りターンマークを全速で回ることが出来なくなってしまったことから1周時計を出すことが出来ない。その代わりに直線だけは全速で走ろうと心がけており「展示タイム(直線)が出てるときは買ってください」と公言している。

(渡邉)TK朗という愛称はボートレース江戸川の人気動画「ういちの江戸川ナイスぅ~」にて誕生しその後はボートレース江戸川の公式Xなどを通じてファンへ浸透。

本人も愛称をつけて貰ったことでファンに認知されるようになったと番組への感謝を語っている。

妹の渡邉 真奈美も養成所試験に一発で合格を果たし117期生としてデビューしている兄弟レーサー。

関係も良好で実家に帰省した際などにはプロペラの情報交換を行っている。

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