【ボートレース大村】特徴や予想のコツを徹底紹介

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コラム

ボートレース大村 傾向と対策

全24ヶ所にあるボートレース場の中でも、「最強のイン水面」と言われる水面で勝つためのポイントは?

ボートレース大村には独特の傾向が数多くあるので、紹介していきたい。

基本データ

水質 海水
展示タイム測定法 自動
チルト角度 -0.5、0、0.5、1.0、1.5
モーター交換時期 6月中旬
待機行動時間 1分40秒
開催 ナイター

季節別傾向

季節別コース入着率は以下の通りとなっている。

ボートレース大村の季節別傾向夏から秋にかけては台風などを除いて水面は基本的に穏やか。
しかし、冬場は向かい風や←からの強い横風が吹き、波乱含みの水面になることもしばしば。

とはいえ、イン勝率自体は年間通じて大きな変化はなく65%以上の信頼度がある。
どちらかと言えば、冬場の方が配当的には荒れる傾向があり、冬から春先までは5コースからの強襲が大穴をあけることも。

基本的にはイン逃げ信頼、冬場は大穴を狙ってみるといいようだ。

展示タイム

展示タイム順位別の成績は以下のとおり。

ボートレース大村展示タイム順別の成績

手動計測だった時代は大村の展示タイム信頼度は低かったが、自動計測になってからはその信頼度は非常に上がってきている。
展示タイムでトップを叩いた場合の1着率は25.5%
これは全国平均(27%)と比べると低いが、コースの利が大きい大村ということを踏まえると高い数字と言えなくもない。
逆に言うとインで展示タイムが悪いと不安材料にもなる。
また、展示タイムで6.90を切ってくるようだと気配は良好と判断する事もできる。

水面傾向

ボートレース大村の水面図

出典:BOATRACE公式サイトより

まさに「イン天国」といえるボートレース大村の水面。
年々、イン勝率は高くなってきており70%にも迫る勢いだ。
当然ながら舟券の中心はイン逃げ狙いになる。

ただ、2~3着もインコースから単純に決まるというわけではない。
番組次第ではアウトコースが絡むケースも多く、予想は意外と難解なものとなる。
特に3コース、4コースの強さが拮抗していることからも、センター枠2艇の比較が舟券攻略の大きなポイントになってくる。

以前は2マークでの逆転劇も多かったが、防風ネットが強化され、水面の悪化が軽減されたことから、減少傾向にある。

最強のインには落とし穴も!

全国最強のイン勝率を誇るボートレース大村。
イン勝率が高ければ、舟券も当たりやすいと考えるのは早計と言わざるを得ない。
ボートレース大村には独特な「法則」が存在しており、その点を把握しておかないと、収支は安定しない。

ボートレース大村過去10年におけるイン1着率推移

長くイン最強水面の歴史を守ってきたボートレース大村。
それ故に「当たりやすい」という錯覚に陥りがちな方も多いように思う。
ここで過去10年のイン1着率の推移を見てみよう。

 

大村イン1着率推移

年々イン勝率が上昇していることがお分かり頂けるだろう。
このデータからも分かるとおり、インが強い分だけ予想はしやすいのだが、大村にはちょっとした落とし穴があるので注意が必要だ。

外枠の2着に注目せよ!

ボートレース大村における舟券攻略のカギは、インが勝った時は2着に外枠を選択したほうが回収率が優秀であることだ。

大村2連単の出目(1~6R)
大村2連単出目

2連単を例にすると「①-②」の回収率は70.4%しかないが、「①-⑥」は105%もある。
つまり、インから内枠(2~3号艇)の2着買いに人気が集中しているということだ。
当然、出現率は「①-②(22.6%)」が圧倒的に高いが、配当妙味という点では断線6枠といえる。

ちなみにこれはボートレース大村に引けを取らないボートレース徳山と比べると明らか。
徳山は内枠の2着の方が回収率が高く、大村とは異なる。
ボートレース場によって出目の回収率は変わってくることはアタマに入れておきたい。

後半戦は内寄り勝負!

レース後半戦になってくると、2~3号艇の2着率が高くなってくることも覚えておいた方がいいだろう。

大村2連単の出目(7~12R)

大村2連単出目

また、序盤~後半のレースでも4号艇の2着は回収率が51%と芳しくない傾向が出ている。
出現率も9.6%とイマイチで、ファンの期待を裏切っているといえるだろう。

インから買う場合もケースバイケース

ボートレース大村はインが強いといえど、編成される番組によってその性質は当然変わってくる。
特に2~3着傾向はレース毎に異なり、予選や準優、優勝戦などレース種別によっても異なってくる。
様々なパターンを知っておくと、予想の精度も高まってくるはずだ。

優勝戦の約8割はイン逃げV

レース種類別のコース別1着率

ボートレース大村レース別1着率

ボートレース大村で最もインが強いレースは準優や優勝戦だ。
両レース共にイン勝率は78.6%と、80%に迫る勢いをみせている。

予選や敗者戦となると、63%台に落ち着いており賞典レースを比べるとその差は顕著。
ただ、それは予選や敗者戦の全体の平均である。
ボートレース大村の番組マンは後半レースに行くほどインを勝たせるような番組編成を組んでいる。

脅威の「①-③」出現率

その頂点にあるのが10R11Rで、この2つのレースのイン勝率は脅威の85%もある。
ここで多くのファンに的中してもらい、最終12Rまで舟券を買ってもらおうという意図が感じられる。

それはさておき、これだけ強いと滅多なことではインは飛ばない。
そのイン戦をどう攻略するかがプラス収支の大きなポイントだろう。

予選10R&11Rの2連単出目

大村予選10R&11Rの2連単出目

2連単の出目からハッキリとわかることは、「①-③」の出現率が異常に高いことだ。
「①-②」の25%に対し、「①-③」は31.8%。回収率は114.5%となっている。
理論上、黙って「①-③」の勝負でそれなりのプラス収支が見込める数字となっている。

「①-③-④」の回収率は151.8%

予選10R&11Rの3連単出目

大村出目出現率ベスト10

「①-③」の2連単から3連単まで広げると①-③-④」の回収率は151.8%とこちらも妙味は充分。
出現率も16.1%で最も期待値が高い出目だ。
この「①-③-④」が最も高いという特徴は明らかに特異であり、ボートレース大村で最大の狙い目と言えるだろう。

イン勝率は1日単位でも変化

イン最強水面の大村とはいえ、レース番号によってイン信頼度は大きな差が生じる。
レース番号別の特徴を押さえておかないと思わぬ痛手を負うこともあるので注意が必要だ。

レース番号別の傾向と対策

10~11Rは黙ってイン買いか!?

デイレース開催の頃は1Rに1号艇A1選手の企画レースなどを組み、意図的にイン勝率を高める番組もあった。
ナイターが始まってからも、企画番組などでそういったレースもいくつかあったのだが、最近はインを露骨に勝たせるような企画番組は減っている。

レース別のイン1着率

大村レース別のイン1着率

そのことはデータにも如実に表れており、1~6Rまではイン勝率60%を超えるレースはない。
全レース平均でイン勝率65%を超えるボートレース大村から考えると、前半戦のイン信頼度はわずかに下回っている。

それが7R以降になるとイン勝率はグッと上がってくるから面白い。
特に10R、11Rは強烈なインの強さが目立っており、10Rは84.4%、11Rが83.5%に。
イン勝利に関してはほとんど差はないが、平均配当は10Rが3,793円、11Rが6,893円とかなり幅がある。
ともにイン回収率は103%台だが、これは2~3着の性質が異なるということを示している。
10Rは内寄り主体のレースになりやすいが、11Rは外枠の2~3着絡みが多い。
インの強さは同じだが、レースの傾向自体は異なるという点をアタマに入れておくと舟券予想にも大いに役立つだろう。

12Rは3,000円未満が73.6%

ボートレース大村12Rの配当分布

大村12Rの配当分布

※2020/3/1~2020/8/31

12Rは10~11Rに比べると少しイン勝率は下がるものの80.2%と高い水準を保っている。
中でも敗者戦の12R(準優、優勝戦、予選以外)は90%近いイン勝率がある。
配当分布を見ると3,000円未満が73.6%を占めるなど本命サイドの決着は多く、万舟券の確率は9.9%しかない。

しかし、イン回収率は78.4%止まりなので、舟券の的中難易度は少し高いようだ。
いかにインから2~3着を絞れるかが肝要になってくる。
多点買いには注意が必要だ。

配当傾向は常に変化している

配当傾向は一定しているものではない。
ボートレース大村でいうならば、序盤レースと後半レースでは違いがある。
それぞれの傾向に合わせて舟券を組み立てることが重要なポイントだ。

ボートレース大村の配当傾向は、インが強いことが大きく影響して平均配当は低い。
全国的な平均配当が7,338円であることに対し、大村は6,794円と約500円ほど下回っている。
特に差が出るのは3桁配当で、ボートレース大村ではなんと28.9%が1,000円を切る配当なのだ。
ただし、それも序盤レースと後半レースに分けると違いが出てくる。

序盤レースは万舟率20%

1~6Rの配当分布

1~6Rの配当分布

※2020/3/1~2020/8/31

1~6Rの平均配当は7,436円で全国平均並みで、序盤は高配当も出やすくなっている。
万舟率は20%と5回に1回は万舟決着となる計算で、この数字は全国平均を大きく上回っていることは特筆すべき点だ。
序盤から堅いレースが多いように感じるボートレース大村だが、実際のところは荒れやすい傾向も持ち合わせている。
穴党の方は序盤のレースを狙ってみるといいだろう。

後半レースは本命傾向

7~12Rの配当分布

7~12Rの配当分布

※2020/3/1~2020/8/31

後半レースは本命傾向がかなり強い。
3桁配当は34.6%で、2,000円未満の配当となると約60%を占めており、荒れる要素はかなり少ないようだ。
5,000円以上の配当は約20%しかないので、無理な穴狙いは禁物といえる。
強い自信があるなら話も変わるが、基本的には本命寄りの予想が奏功する傾向だ。

現状、ボートレース大村では6Rまでと7R以降ではっきりと配当傾向が異なっている。

・1~6Rまでは穴狙い
・7R以降は本命予想

このような予想の組み立てが重要といえそうだ。

風を制する者が舟券を制す

風がレースに与える影響は大きい。
スタートから1マークの展開に含めて風によって変化が生じることは多々ある。
風向きや風速の違いで出てくる傾向と対策をしっかりとアタマに入れておこう。

風にまつわる傾向と対策

ボートレース大村では1年を通して追い風の割合が高いが、冬場は強い向かい風が吹く傾向がある。
海風の影響もあり、ナイター開催地となってから独特の風が吹くようになった。
夜に近づくにつれて向かい風が多い傾向だ。

後半戦は向かい風になりやすい

大村レース別の風向き

※2020/3/1~2020/8/31

1Rの向かい風率は20.6%なのだが、9R以降の後半戦では約40%にまでなる。
つまり、1日単位でも風向きが変わる可能性が高く、風向きは常にチェックすべき要素だ。

向かい風で逃げ連発も

風向きによるコース別成績でも覚えておくべき重要なポイントがある。
最も重要なのは向かい風の方が逃げが決まりやすいということだ。

風向き別のコース別成績(風速4m以下)

風向きコース別成績

通常は向かい風はイン苦戦になりやすいが、ボートレース大村では圧倒的に向かい風の方が逃げやすい。
逆に追い風の時にはイン逃げに危険信号といえる。
1マークは風の影響を受けやすく、イン艇は回った後に艇が暴れやすく、そこを差される展開になりやすいのが追い風の時だ。

風向き別のコース別成績(風速5m以上)

風向きコース別成績

風速が5m以上の追い風になると状況は変わってくる。
風が強くなりすぎると一変してインは弱くなるので注意が必要だ。
最も荒れるのは追い風5m以上の時で、万舟率は21.4%にまで跳ね上がる。

妙味ある出目を頭に叩き込め!

イン主体のボートレース大村では、出目傾向も予想の参考になる。
「①」の1着から出現しやすい出目は何か?回収率が高い目は何か?
これらを知っておくことも重要になる。

ボートレース大村の出目傾向

出目の傾向で重要なのは出現率の高さだが、回収率とセットで考えることがより重要になってくる。

ボートレース大村2連単出目

大村2連単出目

2連単を例に取ると「①-②」の出現率は22.6%と極めて高いが回収率は70.4%と期待値は低め。
近い出現率の「①-③」を見ると回収率は87.6%あり、「①-②」よりもかなり高いことがわかる。
これはファンの期待値よりも実際に決まっていないことを意味している。
つまり、「①-②」は過剰人気で売れすぎているということだ。

2連単は「①-⑥」が優秀

そういう意味では「①-⑥」の回収率105%がいかに優秀かはお分かり頂けるだろう。
出現率は5.1%と低いものの、狙う価値は十分にあるということなる。
逆に「①-④」は回収率が56.4%しかなくこれは要注意。

3連単なら「①-③-④」と「④-②-①」

ボートレース大村3連単出現率ベスト10

大村3連単出現率ベスト10

3連単でも同様に「①-②-③」よりも、「①-③-②」や「①-③-④」の方が回収率は高く、出目的な妙味があることは覚えておきたい。
つまり、決まりやすい出目が儲けやすいとは限らないということだ。

ボートレース大村3連単回収率ベスト10

大村3連単出回収率ベスト10

回収率の高さで注意は盲点になっている「②」の2着。
展開的に買いづらい舟券はオッズが期待以上に跳ね上がることが多い。

ボートレース大村攻略のための10のポイント

1.インの狙い時を見定める

最近のイン1着率は65%前後。
全国的に見ればインが強いレース場であるのは変わらない。
単純計算ではインは3回に1回負けるが、一般戦では9R以降の1号艇はほぼA級選手なので後半レースはよりインが勝つレースが増える。

2.穴狙いは前半イン消し、後半は外枠を絡める

1RはB級戦で地元選手の1号艇も多く、2~4Rは混戦番組が増えて、5RもA級複数で混戦。
つまり、昼間は逃げが決まらないことも増えて穴党向き。
しかし、ナイターは1号艇が堅い軸なので、外枠勢の2~3着買いが穴のセオリーとなる。

3.初日が雨ならイン過信禁物

前検、初日は回転の上がりが悪いことが多く、雨で湿度が高い状態の初日は調整が間に合わないことがある。
地元選手でも「雨の初日で1号艇は嫌」という声も。

4.静水面のインには逆らえない

昼間は風の影響を受けやすいが夜になると風はやむことも(特に11~12R)。
水面が良くなれば全速で回れる。
一般的には握って回る1、3、5の奇数コースの舟券が魅力的。
水面がいいときのインには逆らわない方が賢明だ。

5.荒れ水面ならイン信頼度はやや低下

ボートレース大村は基本的に乗りにくいレース場。
特に2マークjはうねりが入ることもあって、慣れていないと乗りこなせない。
1マークも風が吹くと乗りづらいようだ。
追い風の下げ潮だと差されるシーンも増える。
風向き、潮の流れにも注意したい。

6.インの相手コースは2?3?

出目では「①-②」がトップ。
しかし冬場に多い対岸からの横風(北西)が強くなると2コース差しは難しく、3コースから握って回る方が2着に残りやすい。
対岸からの風が強い日は「①-③」が狙える。

7.1号艇の2着で意外と高配当

舟券は1号艇から売れるが取捨選択の見極めはやはり機力。
1号艇が伸び型だったりパワー劣勢だと差されたり、まくられたりすることもしばしば。
意外と2コース差しで高配当も少なくない。
また、スピードのある選手の3コースまくり差しが魅力的。

8.エンジン差は大きい

圧倒的なエース機はほぼ不在だが、上位と下位だけでなく、上位と中堅でもエンジン差は大きかったりする。
A級シード番組でも下位クラスのエンジンを引くと主力級でも勝てない。

9.展示タイムは参考になる

冒頭でも紹介したとおり、展示タイムは自動計測。
「タイムは正確」と選手にも好評のようである。
また、意外と前検タイムも軽視出来ない。
良い選手はシリーズを通して舟足は好調だし、悪い選手は苦戦することも少なくない。
また「1周・回り足・直線」のオリジナルデータが全てトップの選手はコース問わず狙いたいところ。

10.番組マンと勝負?思惑を探れ

ボートレース大村の番組マンは非常に優秀で、どうすれば売れるのかをよく考えているし、その方法をよく知っている。
だからこそじっと番組を見ていると、どのようにして売りたいのかが分かってくるようになる。
番組マンの思惑が分かれば、舟券も当たりやすくなるか?

ボートレース大村

所在地 〒856-0834 長崎県大村市玖島1-15-1
公式サイト http://omurakyotei.jp/

 

交通案内

  • 長崎空港からタクシーで15分
  • 長崎自動車道大村I.Cから15分
  • 長崎自動車道木場スマートI.Cから10分
  • 時津港、長与港から無料連絡船運航
  • 長崎、県界から無料バス運行
  • 大村駅から無料タクシー運行
    ※連絡船、バス、タクシーの無料運行は本場開催日のみ

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