2025年度のボートレース場別売上ランキングを見ると、近年の傾向通り
ナイター開催場が上位を独占する結果となりました。
1位:大村 2,068億円
2位:下関 1,686億円(前年比103.3%)
3位:若松 1,654億円(前年比112.9%)
中でも大村は唯一の2000億円突破を達成。
これは1994年度の住之江以来、実に31年ぶりの快挙です。
ミッドナイト開催が“勝敗”を分けた

上位3場に共通している最大の特徴は、
ミッドナイトボートレースの実施です。
・2025年度:29節・141日
・2026年度予定:32節・160日
→ 年々拡大中
特に注目すべきは下関で、
PGI以上の開催なしで全国3位にランクイン。
これはミッドナイト開催が単独で売上を押し上げる力を持っていることを示しています。
ナイター vs デイ 明確になった構造差

売上ランキングでは、
7位までをナイター場が独占する結果となりました。
一方でデイレース場の最高位は戸田の8位。
SGグランドチャンピオン開催により、
1,095億円で唯一の1000億円突破となっています。
・ナイター場:安定+ミッドナイトで上積み
・デイ場:SGなどビッグレース頼み
“空白時間”を制したモーニング勢
9位〜14位にはモーニング開催場が集中。
他場がレースを行っていない時間帯を活用することで、
デイ場を上回る売上を実現しています。
・時間帯の差別化で固定客を獲得
・SG開催で一気に売上加速(例:徳山 117.7%)
・“朝の習慣化”による安定売上
常滑の急成長が示す“新たな勝ち筋”
前年度比で特に注目されたのが常滑の123.3%という伸びです。
PGI以上の開催がない中でも、
一般戦のみで売上増を実現しており、
1日あたり約2.43億円(前年比130.6%)という高水準を記録しました。
・YouTubeなどのデジタル施策
・一般戦の質向上
・ライト層の取り込み
大村1強を支える“3つの構造”
- ① ミッドナイトによる継続的売上
- ② ビッグレースによる爆発力
- ③ ネット投票との高い親和性
ランキング全体を俯瞰すると、
「開催時間の最適化」こそが最大の成長要因であることが明確です。
その中で大村は、
ナイター・ミッドナイト・ビッグレースのすべてを高水準で融合させており、
現状では“死角のない売上モデル”を構築しています。
今後の焦点
ミッドナイト開催のさらなる増加、
そしてSGグランプリ開催を控える中で、
大村の売上はさらなる上振れが期待されます。
・ミッドナイト日数拡大の影響
・各場の時間帯戦略の進化
・“大村1強”がどこまで続くか
ボートレース業界は今、
「時間帯の奪い合い」という新たな競争フェーズに突入していると言えるでしょう。
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ナイター場が席巻 売上ランキングから見える“大村1強”の構造


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