「G2 戸田モーターボート大賞」展望

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展望

モーターボート大賞とは

概要

モーターボート大賞としての第1回開催は1985年。ボートレース唐津で開催された。1988年度よりグレード制が導入されるとG2となる。1997年度からはG1に格上げ。2010年度に再びG2競走となる。

G1であった頃にはモーターボート大賞へのトライアル競走(G3)を制定し優勝戦3着までの選手に出場権を与えA2以下の選手がG1の門扉を叩きやすくしていたがG2競走になったためにトライアル競走が廃止された。例年ではその年度にSGやP·G1の開催される水面以外で開催されることが多く、難水面で有名な江戸川ではおおよそ毎年のように開催されている。

優勝者は記念Vの扱いとなり翌年3月のSGボートレースクラシックへの出場権を獲得する。

 

開催日時

7/12(火)〜7/17(日)までの6日間。

優勝賞金

450万円(副賞金を含む)

注意事項

会場はマスクの無い人や37.5度以上の熱がある人、明らかな体調不良の兆候が見られる人の入場を禁止。

 

「G2 戸田モーターボート大賞」ドリーム戦

初日(7/12)第12R ウインビードリーム

1 4024 井口 佳典 三重
2 4851 関 浩哉 群馬
3 4019 笠原 亮 静岡
4 4848 仲谷 颯仁 福岡
5 3983 須藤 博倫 埼玉
6 4908 上田 龍星 大阪

 

2日目(7/13)第12R ウインクドリーム

1 4719 上條 暢嵩 大阪
2 3952 中澤 和志 埼玉
3 4885 大山 千広 福岡
4 4166 吉田 拡郎 岡山
5 3854 吉川 元浩 兵庫
6 4296 岡崎 恭裕 福岡

 

「G2 戸田モーターボート大賞」注目レーサー

吉川 元浩(よしかわ もとひろ)

出典:http://www.boatrace.jp/

当地通算での優勝は3回。2019年のボートレースクラシックでは優勝している吉川 元浩選手。

昨年後半はF2によって思うような成績が残せず、SGから1年ほど離れているが実績は今シリーズでもトップクラスの1人だ。過去3年での29走で23走が3連対キープ。外からも勝利があり、狭い水面も苦にしない。徐々に気配も良くなっているだけに今節は優勝候補の1人だろう。

 

井口 佳典(いぐち よしのり)

出典:http://www.boatrace.jp/

今シリーズの初日ドリーム戦1枠となった井口佳典選手。当地は2016年の59周年を制するなど4Vの実績がある。

近況の戸田3節は連続で最終日まで出走するに至っていないが、水面相性としては決して悪くない。夏以降のSG復帰に向けても結果が欲しい。

 

上條 暢嵩(かみじょう のぶたか)

出典:http://www.boatrace.jp/

2日目のドリーム戦1枠となる上條 暢嵩選手は今年のボートレースクラシックでSG初優出。若手ではトップクラスのレーサーだ。

大阪支部であるが戸田での出場は12節と比較的多く、半数の6回で優出と水面相性もいい。過去3年で5優出1Vとイメージのいい水面で活躍を期待する。

 

中澤 和志(なかざわ かずし)

出典:http://www.boatrace.jp/

地元・埼玉支部からはSG覇者の中澤 和志選手を紹介したい。地元での出走回数は1000走を超え、戸田を知り尽くしてると言えるだろう。

地元の記念レースでは2014年の57周年で優勝したのが最後で、久々の優勝を目指したい。

 

笠原 亮(かさはら りょう)

出典:http://www.boatrace.jp/

大ケガから笠原 亮選手が記念レースに復帰する。

2020年8月のレース中のアクシデントによってドクターヘリで病院に搬送される顔面へのケガ。昨年10月末に復帰するとすぐにA1級に返り咲いた。

2018年の62周年で優勝した地でいきなり結果を出せるか。

 

興津 藍(おきつ あい)

出典:http://www.boatrace.jp/

前期は絶不調。まさかのA2陥落となった興津 藍選手だが、この水面ならば着実に連に絡んでくると予想する。

地元の鳴門と同じく狭い水面で、ここまで通算の優出も7回。2019年の63周年で優出2着として以来の参戦だが、A2かつ水面巧者とあって狙う価値は十分だ。

 

「G2 戸田モーターボート大賞」注目モーター

モーター

63号機

今節で1年間使われた当地のモーターが交換される戸田だが、1年間を通じて常にパワーを見せつけたのがこのモーター。

スリット付近の強烈なノビを武器に捲り水面の戸田で数々の好走を演出してきました。

1号機

優出12人を誇る直線のノビが光るモーター。大きな癖が無いことから等級関係なく利用者が穴を開けるレースが多いので使用する選手は最後の節間も当然注目。

5号機

64号機、40号機など当地の3番手モーターは混沌としていましたが最近力強さを示しているのが5号機。

 

今年の年明け以降は数々の埼玉支部の選手が使用してきた縁もあり当地仕様で優出を続出させた。

 

「G2 戸田モーターボート大賞」豆知識

狭い水面だからこそ地元勢に注目

 

スピード自慢が揃う記念レースだが、戸田でむやみやたらにレバーを握り込むと時には消波装置まで飛んでいってしまう。そのあたりを熟知して的確な握り込みとターンのできる地元勢に注目したい。

今節は前述の中澤和志選手を含め9名の選手が出場する。ここでの注目は元埼玉支部長に若手の2人。

須藤 博倫選手は前期、なんとかA1級を守ったが、今季は勝率5.73と苦戦中。地元記念レースでの活躍を発奮材料としたい。若手の砂長 知輝選手はA2に初めて昇格すると今季6.21と更なる成長を見せる。

また佐藤 航選手は直前節でも当地で優出。G2デビュー戦となった5月の大村でも勝利を挙げており、地元ならば更に活躍の期待ができる。

赤羽 克也選手・一柳 和孝選手・小山 勉選手は今期A1ペースでの戦いが続いている。向後 龍一選手に外崎 悟選手と全体的に配当妙味もあり積極的に地元選手は狙いたい。

残念ながらフライング休みでここに畑田 汰一の名前が無いのが悔やまれる限りだ。

 

今季好調選手

 

今季に入り2ヶ月が経過。ここまで好調選手には注目しておきたい。

まずは今節出走する中で最も勝率の高い関 浩哉選手。5月の津70周年を含み今年は既に5回の優勝。優出は11回としており今季は8点を超える勝率を残している。勢いならナンバー1の存在。過去にはヤングダービーを制した実績もあり力は十分だ。

今季ここまでの2ヶ月で3Vとしている吉田 拡郎選手にも注目。戸田は2019年9月の63周年以来となる。年間で見ても4Vに優出10回と好調をキープ。かつてオーシャンカップを制した時期で3年ぶりの記念Vといきたい。

中村 晃朋選手も今年は2度の優勝。こちらも今年の優出は10回としており現在も3連続優出中。果敢な仕掛けでシリーズを盛り上げたい。

 

ボートレース戸田の特徴

基本データ

所在地:埼玉県戸田市戸田公園8-22
開場:1954年10月14日(昭和29年)
電話投票コード:#02
モーター:ヤマト331型(交換時期:7月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:7月頃)
開催:デイレース
水質:淡水
干満差:なし

ボートレース戸田の水面特性

ボートレース戸田は埼玉県戸田市にあるボートレース場。もとは1940年に予定されていた東京オリンピックのボート競技の会場として整備された人口のプールであり、1964年の東京オリンピックでは競技会場となっている。

なんといっても最大の特徴はインの弱さ。スタンドから対岸までは107mほどで最も狭く、加えてスリットから1マークにかけては徐々に狭くなっていく作りであり、基本的に有利とされるインは旋回半径が窮屈な形で1マークに向かっていく。そのため1マークまでほぼ直線かつ最短距離で迎えるセンター勢がまくり仕掛けやすいためインが苦戦しているのだ。過去1年における1コース1着率は42.9%で最下位。3連対率にしても71.8%で最下位だ。一方で3.4コースの1着率が堂々の全国トップ。イン勝率が高くなりやすい記念レースであっても戸田となれば波乱は見られるだろう。

一方で向かい風が4.5mほどとなってくればセンターから5コースにかけてまくり合戦となることもあり、波乱続きとなるかもしれない。舟券を考える上では内側が凌げるか、センター勢が仕掛けやすいかで組み立てるのが判断しやすいはずだ。

 

「G2 戸田モーターボート大賞」まとめ

SGに挟まれる形のG2ではあるが、G1にも匹敵するほどの豪華メンバーが揃った。

記念クラスでも様々な決まり手が飛び出すボートレース戸田。1日の結果を振り返ると鮮やかな彩りになっていることもしばしばある。

水面巧者やスタート巧者、勢いある若手と様々な顔ぶれが揃った戸田モーターボート大賞。今月はG2が熱い。

 

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