【G1】「開設64周年記念 太閤賞」展望

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展望

【G1】太閤賞とは

概要

ボートレース住之江の周年記念競走。かつては2月から3月と年度末に行われる事が多かったが、ここ数年は春から夏の開催が続いていた。

今年は3月に64周年、来月4月に65周年と2ヶ月続けての開催となっており、今年序盤の賞金争いとして、年末のグランプリに向けても重要な戦いとなってくる。

同一年に2度の太閤賞が開催されるのは2016年以来5年ぶり。

過去には地元の松井繁選手や田中信一郎選手や準地元の吉川元浩選手といった住之江の経験が豊富な選手が複数回優勝となっているが、ここ3回続けて初の太閤賞制覇が続いている。

今回も新たなチャンピオンの誕生となるだろうか。

開催日時

2021年3月4日(木)から3月9日(火)までの6日間

優勝賞金

優勝賞金は1000万円(副賞金100万円を含む)

【G1】「開設64周年記念 太閤賞」ドリーム戦

初日(3/4)12R 千成賞

初日(3/4)12R 千成賞

出典:ボートレース住之江公式サイトより

コース 登録番号 選手名 支部
1 4168 石野貴之 大阪
2 3897 白井英治 山口
3 4371 西山貴浩 福岡
4 4044 湯川浩司 大阪
5 4337 平本真之 愛知
6 3622 山崎智也 群馬

 

2日目(3/5)12R 関白賞

2日目(3/5)12R 関白賞

出典:ボートレース住之江公式サイトより

コース 登録番号 選手名 支部
1 4024 井口佳典 三重
2 3557 太田和美 大阪
3 4262 馬場貴也 滋賀
4 3783 瓜生正義 福岡
5 4418 茅原悠紀 岡山
6 4477 篠崎仁志 福岡

 

【G1】「開設64周年記念 太閤賞」注目レーサー

石野貴之(いしの たかゆき)

石野貴之

令和に入って最初のグランプリで悲願の初優勝した石野貴之選手。

しかし、昨年は優勝回数がわずかに2回。期末の10月にはF2本目でグランプリ出場もならなかった。

地元水面ではあるが、当地は昨年のオールスター以来の出場。まだまだ本調子とはいかない休み明け4節の成績だが、初日ドリーム1枠に選出された期待に応えたい。

10年振りの太閤賞制覇、そして今年復活へ。

太田和美(おおた かずみ)

太田和美

当地のグランプリも含め、多くのタイトルを獲得している太田和美選手。

意外なことに太閤賞だけはまだ優勝を達成していない。

昨年は近畿地区戦で優勝があったものの記念では優出もこの1回のみとなった。それでも堅実に走る地元水面かつ年始に優出したばかり。

調整面では有利となるだろう。

太閤賞の優勝者に名を刻みたい。

湯川浩司(ゆかわ こうじ)

湯川浩司

直前の蒲郡ではドリーム戦での一気のまくりから勢いが付き、オール3連対で優勝した湯川浩司選手。

やはり機力出しに成功すると、その強さは脅威。

昨年はその蒲郡で周年を制覇し3年振りのG1優勝。今年も現在3連続優出中といい流れで地元周年に臨んできた。

太閤賞は2012年優勝しており、久々の2回目の優勝に期待が高まる。

馬場貴也(ばば よしや)

馬場貴也

今年の近畿地区戦で優勝した馬場貴也選手。

続く大村の一般戦でも優勝と連続優勝中。

これまでタイトルが遠い存在だったものの、2018年から4年連続でG1以上の優勝が続いており、2019年の当地グランプリシリーズ戦でも優勝。

艇界屈指のターンスピードの脅威も増している。

同県の丸野一樹選手と共にシリーズをジャックしたい。

丸野一樹(まるの かずき)

丸野一樹

こちらも29歳と若いもののターンスピードには高い期待のある丸野一樹選手。

昨年は唐津周年を含むV6で、SGもダービーを除きフル出場。今年は年明けから連続優勝をし、唐津周年でも優出。勢いならば若手でもナンバー1だろう。

今年の年末ではグランプリ出場の期待もかかるだけに、まずは昨年6月に優勝した時同様の走りを期待する。

西山貴浩(にしやま たかひろ)

艇界屈指のエンターテイナーが水面上でも活躍する。

昨年のグランプリではくじ運も味方にファイナル入り。初のG1獲得となった昨年の徳山ダイヤモンドカップに続き、今年1月には江戸川周年で優勝の西山貴浩選手。

G1での優出も増え、奥さんの笑顔も増えたのではないだろうか。

当地は2015年のグランプリシリーズ戦でSG初優出した地でもある。

攻めたスタートから巧みな差しで一気の覚醒をアピールする。

【G1】「開設64周年記念 太閤賞」豆知識

王者不在も強力地元勢

先に紹介した3選手を除いても楽しみなメンバーが揃っている地元·大阪支部。

実績断然はSGダービー2勝の丸岡正典選手。今年は年始のオール大阪で優勝するなど4節中3度の優出もある。

昨年V6の西村拓也選手はこちらも年始の地元戦で優出ほか、一般戦での準優勝が2回と安定している。

ツボにハマると記念での活躍も期待するのは秦英悟選手。今年既にV2で、直前の唐津では7日間のロングシリーズで節間なんと10勝。オール2連対でシリーズを突っ走った。

30歳以下の若手ではやはり木下翔太選手。グランプリシリーズ優勝戦1枠ながら転覆に敗れたが、その後も当地では昨年にも優勝するなど高い安定感がある。

王者・松井繁選手不在の周年となるが、最強軍団がシリーズ独占を狙う。

当地でのSGレーサー

数多くSGの開催があるボートレース住之江。過去10年を振り返るだけでも今節登場選手の名が挙がる。

2012年と2015年の決定戦では山崎智也選手。関東地区の選手で唯一のドリーム戦出場だ。

2012年のシリーズ戦は篠崎元志選手、2016年の決定戦は瓜生正義選手が優勝。2019年は決定戦で石野貴之選手、シリーズ戦で馬場貴也選手が優勝している。

そして昨年のオールスター優勝の篠崎仁志選手。先に紹介した2選手を除くと、山崎智也選手と福岡支部の中心的3選手となる。

タイトル獲得の思い出の地で再び頂点に立つことはできるだろうか。

2大会連続登場の選手たち

来月にも開催が決まっている太閤賞。2大会連続出場となる選手から、期待の高い選手たちを紹介したい。

今回が上手くいかなくとも、来月にはきっかけを掴み好走することも考えられる。

地元勢からは太田和美選手や丸岡正典選手、湯川浩司選手、石野貴之選手、西村拓也選手、秦英悟選手、木下翔太選手と多くが参戦予定。

また他地区からも山崎智也選手や魚谷智之選手、瓜生正義選手、白井英治選手、馬場貴也選手、篠崎仁志選手といったSG覇者たちが登場予定。

連続出場となる予定の選手の動きには長い目で注目となる。

ボートレース住之江の特徴

基本データ

所在地:大阪府大阪市住之江区泉1丁目1−71
開場:1956年6月19日(昭和31年)
電話投票コード:#12
モーター:ヤマト331型(交換時期:3月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:3月頃)
開催:ナイターレース
水質:淡水
干満差:なし

ボートレース住之江 水面特性

ボートレース住之江水面図

出典:ボートレース公式サイトより

水面はコンクリート護岸のプール状で、水質は工業用水を使用した淡水。水質が固く、乗りやすさをを求めた調整が重要となってくる。

2マークでは引き波が残り、そこでの逆転が生まれることもしばしば。
インの強いレース場として有名で、過去1年の1コース1着率は60%を超えている。G2以上となれば7割近くまでに上昇。このデータは毎年のようにSGが開催や周年以外の固定のG1(高松宮記念特別競走)があるとあって他場よりも信用が出来るだろう。

一般戦では1コースの次には差して順走の2コースの成績がいいが、記念クラスともなると2コースの2着率を3コースが上回っており、ダッシュ勢の3連対率は上がってくる。
基本は1-2や1-3だが、3着は手広くいく方が良さそうだ。

また、18時以降でイン勝率は上昇する傾向もあり、逆に言えば明るい時間帯に穴狙いが可能だろう。
とくに雨や雪の際には2コースの1着が増えている。気圧や湿度で調整がズレると、インも硬い水質によってターンが流れてしまうということが考えられる。

一流選手揃いの戦いだからこそ、少しの展開のアヤで思わぬ高配当にも繋がっていくだろう。

【G1】「開設64周年記念 太閤賞」まとめ

太閤賞

2ヶ月続けての太閤賞。間にSGクラシックを挟む選手もおり、今年を占う重要な期間だ。

今年のグランプリへ向けてまずは誰がこの64周年で好印象を持つことができるか注目の6日間となる。

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