「G1 戸田プリムローズ開設66周年記念」展望

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展望

戸田プリムローズとは

概要

ボートレース戸田の周年記念競走。今年は2月に65周年が行われ、年度変わりで2度目の開催となる。

その前回は優勝戦1枠を手にした地元のエース・桐生 順平選手が優勝。1周1マークでは完全に捉えられていたが、2マークで競り合う内を見て冷静かつ俊敏な差しで見事に逆転優勝とした。

2014年2月に行われた57周年までは「戸田グランプリ」という名称で開催されていた。2012年4月に持ちペラ制度が廃止されて以降、各地の周年の優勝戦では逃げ決着が目立つ中、戸田の周年は9回行われているが逃げ決着は3回のみ。最後まで頭を悩ますシリーズとなるだろう。

 

開催日時

2022年04月13日(水)~04月18(月)までの6日間

優勝賞金

1,000万円(副賞金を含む)

注意事項

会場はマスクの無い人や37.5度以上の熱がある人、明らかな体調不良の兆候が見られる人の入場を禁止。

新型コロナウイルス感染症防止のため入場制限を行う場合があります。

最新の開催情報はボートレース戸田公式ホームページでご確認ください。

 

「G1 戸田プリムローズ開設66周年記念」ドリーム戦

初日(04/13)ウインビードリーム 枠番


1 4444 桐生 順平 埼玉
2 4350 篠崎 元志 福岡
3 4262 馬場 貴也 滋賀
4 4028 田村 隆信 徳島
5 4344 新田 雄史 三重
6 4418 茅原 悠紀 岡山

2日目(04/14)ウインクドリーム 枠番



1 3960 菊地 孝平 静岡
2 3942 寺田 祥 山口
3 4168 石野 貴之 大阪
4 4024 井口 佳典 三重
5 4573 佐藤 翼 埼玉
6 4686 丸野 一樹 滋賀

 

「G1 戸田プリムローズ開設66周年記念」注目レーサー

桐生 順平(きりゅう じゅんぺい)

桐生 順平

出典:http://www.boatrace.jp/

 

1月末から開催の65周年では危うかった位置から執念の差しで逆転優勝した桐生 順平選手。その後3連続優出があるなど勢いづける足がかりとなるシリーズ制覇となった。

フライングに途中帰郷とリズムを崩しかけたが直前の宮島周年でも優出した。連覇という期待はもちろんのこと、シリーズを盛り上げるためには活躍必須の絶対的エース。再び期待に応える走りを見せて欲しい。

 

馬場 貴也(ばば よしや)

馬場 貴也

出典:http://www.boatrace.jp/

 

馬場 貴也選手の勢いが止まらない。地元・琵琶湖G2優勝後に同支部である遠藤 エミ選手のSG制覇という嬉しい知らせが入ると、自身もさらにギアを上げ下関周年を制覇。

直前の宮島周年でも1枠で優出とまるでゾーンに入っているかのようだ。過去3年で当地は一般戦で2度の出場のみだがどちらも6枠で優出し2.1着。コースも不問だ。さらなる快進撃は続くだろうか。

 

茅原 悠紀(かやはら ゆうき)

茅原 悠紀

出典:http://www.boatrace.jp/

1月末からの前回大会では惜しくも優出ならなかった茅原 悠紀選手。しかし不気味な雰囲気は漂っていた。

最終日の後半カードで叩き出していた展示タイムはチルト±0で6.52。戸田での抜けた展示タイムとなると、藤山翔大選手を彷彿とさせるような伸びを見せていた。今節においても随所でそんな怖さを見せてくるはずだ。

寺田 祥(てらだ しょう)

寺田 祥

出典:http://www.boatrace.jp/

直前の宮島周年では優出とした寺田 祥選手。中国地区選手権を含む既に3度の優勝があったが気温と共に動きは更に上向いてきた印象だ。

寺田選手は約2年半ぶりの戸田の出場だが、これまで19節と少ないながら8度の優出と安定した成績を残している。デビュー2回目の優勝以来となる2度目の戸田制覇を狙う。

 

田村 隆信(たむら たかのぶ)

田村 隆信

 

出典:http://www.boatrace.jp/

開催途中での打ち切りとなった2021年1月末からの戸田プリムローズ64周年。残念ながら節間に新型コロナウイルス感染者が出たことによる措置であった。わずか2日の開催で2日目ドリームを含む3連勝発進としていたのが田村 隆信選手。

ドリーム戦は6枠からの勝利としていただけに打ち切りは非常に残念であっただろう。今回はそれ以来の当地参戦だ。仕切り直しの一戦で活躍なるか。

 

山崎 智也(やまさき ともや)

山崎 智也

出典:http://www.boatrace.jp/

21世紀に入ってから1度も陥落していないA1級の座。かなり追い込まれた立ち位置となっているのが山崎 智也選手。

賞金王を含むSG11回の優勝を誇る実力者が運命の6日間を迎える。キープへは約10走するとして節間を通して平均2着以上というかなり難しい勝負がけとなる。だが地元以外では関東で最も多く出場している戸田。

通算での優出も20回を超えており不可能な条件では内容に思われる。なんとしてもA1キープへ。

 

「G1 戸田プリムローズ開設66周年記念」注目モーター

モーター

63号機

戸田のエース機争いを制したのは直前の一般戦でも強烈過ぎるノビで優勝を決めたこのモーター。

スリット付近のノビが良いモーターが多いボートレース戸田の中でも随一のパワーを持っており直線の伸び足も光る。

直前に地元の中澤選手が使用。優勝戦では向こう正面で段違いな足で伸び切り内を捲って先頭に立ったはずの東京支部の若林選手が差されたシーンは衝撃的でした。

1号機

2月の一般戦で馬場選手が6号艇、6コースから優勝したことからわかる通り直線の差し足で63号機に対抗できるとしたらこのモーターでしょう。

スリットの63号機、直線の1号機と個人的にも評価するモーターで既に10人以上のレーサーを優勝戦へと導いていることからわかる通り乗りごごちも良さそうで変な癖がついていないもの大きい。

5号機

2月のプリムローズでは峰 竜太選手が前検で1番時計をマークするなど最近数字が上がってきたモーター。

元々が良い上記の2つのモーターに比べると性能は劣りますが、道中での足が光るものを感じます。スリット劣勢でもそこから伸びる感じが前節では目立ったことからスリット勝負で捲る一発を秘める。

 

「G1 戸田プリムローズ開設66周年記念」豆知識

連覇に挑む埼玉支部

 

今年2度目となる戸田プリムローズ。前回大会の桐生 順平選手に続き連覇を狙いたいシリーズとなる。桐生選手以外には8名の選手が出場予定。

SGやG1でも活躍が光る佐藤 翼選手や1期上の中田 竜太選手と同い年の2人がエースに続きたい。中堅やベテランでは前回大会で優出した石塚 久也選手に飯島 昌弘選手が地の利で再度の上位入着を狙う。

1月末の周年でも取り上げたが支部長の須藤 博倫選手はA1に向けて勝負がけの真っ最中。シリーズの活躍はもちろんのこと勝率アップを狙いたい。クセのあるコースなだけに地元勢の道中の旋回には注目だ。

 

前回大会を振り返る

 

シリーズの主役は桐生 順平選手。予選はG1にしては珍しく7走。それもイン戦が2回あったとは言え、見事な3勝オール2連対で予選トップ通過を果たした。

好モーター41号機を使用した平尾 崇典選手が予選2位。3日目からの予選後半3連勝とした佐藤翼選手が3位通過とした。準優1枠で唯一敗れたのは佐藤翼選手。広島勢2人に差しを許し2マークではツケマイを狙うもブロックされてしまう。今回こそ優出を狙いたい。この41号機はその後じわりじわりと能力がダウンしており平尾選手自身も「変なペラの形をしている」、「足が落ちてきたから次の使用者は整備が必要かも」と最終日までモヤモヤしたコメントを残していたことが的中する形となった。

優勝戦は平尾選手が桐生選手を差して抜けたかに思われたが、外から切り返して山口 剛選手が2マークを先マイ。これに差し遅れた平尾選手の内を鋭く桐生選手が届かせて優勝となった。一度は危うかった桐生選手が地元の維持と経験でもぎ取った優勝と言えるだろう。優出組以外で気になる動きを見せたのは茅原 悠紀選手。抜けた展示タイムの計測もあり今回も一発に期待したい。

 

期末の勝負がけ

A1級死守へ気になるメンバーを挙げてみる。

最注目となるのは地元の須藤 博倫選手と実績は断然の山崎 智也選手。シリーズ前で須藤選手が5.93、山崎選手が5.96とかなりの苦戦中。1点増しとなるG1で最低でも加算分を除いて6.00の勝率は残したいだろう。

ボーダー下からは横澤 剛治選手(6.09)や森野 正弘選手(6.13)、坂元 浩仁選手(6.18)あたりが勝負となる。

ボーダー上とはなっているが松井 洪弥選手(6.29)や地元の金田 論選手(6.29)も気の抜けない位置につける。勝負がけの最中では波乱を起こすことも多く、7名の選手には注目しておきたい。

 

ボートレース戸田の特徴

基本データ

所在地:埼玉県戸田市戸田公園8-22
開場:1954年10月14日(昭和29年)
電話投票コード:#02
モーター:ヤマト331型(交換時期:7月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:7月頃)
開催:デイレース
水質:淡水
干満差:なし

ボートレース戸田の水面特性

ボートレース戸田は埼玉県戸田市にあるボートレース場。1940年の東京オリンピック(戦争等によって中止)のために整備され、1964年の東京オリンピックでは会場となった戸田公園内の戸田漕艇場の西側に位置しており、開催のない日にはターンマークマークなどが全て撤去されることもある。

プール状の淡水の水面でコース幅は全国屈指の狭さである。そのためチルト角度も全国で最も少ない-0.5.0.+0.5の3種類しか使用することができない。しかしセンターコースの成績は全国屈指のものがある。その理由として、スタート地点から1マークに向かって選手たちはスタンド側に寄りながらターンマークへ向かうこととなるが、センター3.4コースの選手は最短距離で一直線に旋回することが出来るためまくりが決まりやすい。

狙いはセンター勢の1着だ。インが逃げるパターンとしては五分のスタートは必須かつ2.3コースの壁もしっかりとしていること。この時、3コースが握って流れることも多く1-2-流や1-流-2となることが多々ある。外枠も全場との比較で上位の連対率があり、特に3着という点においては活躍が期待できるだろう。

 

「G1 戸田プリムローズ開設66周年記念」展望まとめ

プリムローズ

今年2度目となる戸田プリムローズ。前回大会で活躍した選手が再び制するか、勢いそのままに優勝をもぎ取る選手が現れるか。はたまた勝負がけとなる選手が活躍なるかというように期末であるからこそ楽しみは広がる。

インの弱い水面でどんな攻防が繰り広げられるか注目の6日間だ。

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