児島キングカップとは
ボートレース児島の周年記念競走。例年春先か秋口の開催とその時期については二分している。
ビッグレースではイン逃げ連発の児島ではあるがこの大会では過去10年で3度逃げが決まってないという大会でもある。
歴代の優勝者を見ても連発は2名しかおらず、過去20年でも複数回優勝は山崎智也選手のみと非常に難解ともなるシリーズだ。
優勝賞金は1000万円(副賞金100万円を含む)。
開催期間は9月29日(木)から10月4日(火)までの6日間。
開設68周年記念 児島キングカップ ドリーム戦 初日(9/29)12R 枠順
開設68周年記念 児島キングカップ ドリーム戦 2日目(9/30)12R 枠順
開設68周年記念 児島キングカップ 注目レーサー
峰竜太(みねりゅうた)
直前の多摩川では今年12回目のVゴールとなり、年間最多優勝まで残りあと4つと迫った峰竜太(みねりゅうた)。
今年最も間隔の開いた5節ぶりの優勝となった。
当地は2018年のG3シモデンカップと今年1月の一般戦で優勝など10節で3回の優勝している水面。
残り3ヶ月となった今年、記録に向けてスパートをかけていきたいシリーズだ。
吉田拡郎(よしだかくろう)
昨年の67周年では初日ドリーム4着以降オール2連対で予選トップした吉田拡郎(よしだかくろう)。
優勝戦はカドの菊地孝平選手の鋭発にドキッとするようなシーンもあったが伸び返して他艇を完封。
2年振りのG1優勝を果たした。ここ数年では一般戦の優勝が中心となっているが2014年にはSGオーシャンカップを優勝した実力者。
連覇の少ないタイトルだがそのジンクスを打ち破って再度頂点に立てるのだろうか。
今垣光太郎(いまがきこうたろう)
赤の今垣光太郎といえばパンチ力ある攻めが魅力。よく3枠に入ればファンの方でも3カドを期待することが多いのではなかろうか。
2日目ドリームでは2枠での登場となるが、地元とはいえ1枠の茅原悠紀選手はF2という大きなハンデも。ここは得意のまくりでの快勝にも期待したい。
また、どんなに成績が悪くとも戦い抜き、最終日に高配当提供することも多く、今節もシリーズを通して注目したい1人である。
吉川元浩(よしかわもとひろ)
今年3月のSGボートレースクラシックで連覇をした吉川元浩(よしかわもとひろ)。
今年はスタート事故もなく昨年とは違いこの時期もコンスタントに活躍が続いている。
特に近況では初日から欠場した地元戦を除けばSG·G1を含む4節連続優出中と好リズムで今シリーズに臨む。
昨年のボートレースダービーでは不調であったため大敗も多かったが本来は3割で優出している水面。
今節でダービーの分までファンの期待に応えたいところだ。
山崎智也
過去20年を遡って2回、このシリーズを優勝している山崎智也(やまざきともや)。
当地は一般戦も含めて3度の優勝歴もあるが、お盆レースでは3年連続の地元優勝となったものの、近況では勝負どころでのスタートが届かないことも多い。
過去に輝かしい成績を残していた選手としては物足りない結果となっている。
2017年以降ではG1優勝が66周年の本大会のみ。この地で浮上するきっかけを掴みたい。
渡邉和将(わたなべかずまさ)
地元の若手から期待したいのが渡邉和将(わたなべかずまさ)。
今年2月の中国地区戦で2015年のヤングダービー以来、2度目のG1優出をしている。
一般戦では近年2ケタの優出を繰り返しており、名前を目にすることは多くなっているのではないだろうか。
今年の優勝はこれまでないが、当地では過去に2度の優出実績もあり、地の利を活かして強敵に立ち向かっていきたい。
開設68周年記念 児島キングカップ 豆知識
ドリーム出場の人気選手がF2に
地元の人気·実力ともにトップレベルで2014年の平和島でのグランプリを優勝した茅原悠紀だが、直前の地元G3シモデンカップで痛すぎる今期2本目の勇み足。
また女子トップレベルの実力でオールスターでもドリームに選出されるなど艇界でも人気の高い大山千広も今月初めの地元戦で2本目のフライング。
どちらの選手もドリームに出場と期待されていただけに非常に残念ではある。
特に茅原選手に至っては2日目ドリームの1号艇。2枠に今垣光太郎、4枠に井口佳典と攻めの力がかなり高い選手がいるだけに展開予想は非常に難しくなりそうな1戦が予想される。
今話題の?曲者
同姓同名の著名人が飲酒で事故を起こし、テレビ番組に名がよく載っていますがこちらの選手とは全く関係ありません。
艇界の山口達也(やまぐちたつや)は非常に曲者。
前づけ、3カド、チルトはね上げ。勇み足となってしまったが、今年のお盆シリーズでは進入固定の4カド戦で小川晃司選手ばりの特殊な助走の取り方まで試みも。
さらにはレース外ではYouTuberとレーススタイルもネタも豊富。
地元ということもあり、いま話題の(?)山口達也選手から目を離さないように。
水面特徴から見る狙いたい支部は香川?
満潮と干潮で水位差の大きい児島水面。さらに満潮時には独特なうねりも出ることからスピードターンも難しいことがあるボートレース児島。
水位差という面ではやはり宮島を本拠地とする広島支部や、潮汐は徳山でも影響があることから山口支部、児島からは鉄道·高速道路を挟んだ反対側に位置する丸亀を本拠地とする香川支部と、このあたりの活躍は見込めそうだ。
中でも広島支部からは今年優勝ラッシュの前本泰和選手や進入から注目の西島義則。山口支部からは中国地区戦優勝経験もある海野康志郎、香川支部からは近況優出が増加してきている森高一真や女子レーサートップクラスの平高奈菜らにも注目したい。
ボートレース児島の特徴
基本データ
所在地:岡山県倉敷市児島元浜町6-3
開場:1952年(昭和27年)
電話投票コード:#16
モーター:ヤマト331型(交換時期:1月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:3月頃)
開催:デイレース
水質:海水
干満差:あり
ボートレース児島の水面特性
とにかく注目すべき点は潮の満ち干きだろう。
干潮時にはスピードあるレース展開になる一方で、満潮時にはサイドをかけにくい乗りこなしにくい水面となる。
そのため満潮時にはまくりは決まりにくく内枠スロー勢による逃げ差し争いとなることや、外からの差しが浮上してくる。
基本は差しのうまい選手を狙っていきたい。
また水位差によってスタートで見える景色もことなるため展示からスタートをしっかりいけているかを見極めることも必要。
6コースは目いっぱい引くと、1度外に動きながらの進入となるため慣れていない選手には難しい。
フネログ事務局
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