【G1】「開設67周年記念 浜名湖賞」展望

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展望

【G1】浜名湖賞とは

概要

ボートレース浜名湖の周年記念競走。全国有数の広さを誇る水面で選手間でも走りやすいと評判だ。

一方で、広さゆえに一気のまくりはきまりにくく展開を捉える必要性もあることから、多くの決まり手が出るという楽しみもある。
コンスタントにSG競走も開催され、昨年末にはクイーンズクライマックスも初めて行われた。

かつては夏場に開催の多かったシリーズだが、近年は冬場に多いものの、その年によってバラバラとなっている。

3月の開催は2009年度(2010年)3月に行われて地元の徳増秀樹選手がG1初優勝を成し遂げて以来の開催だ。

開催日時

2021年3月2日(火)から3月7日(日)までの6日間

優勝賞金

優勝賞金は1000万円(副賞金100万円を含む)

【G1】「開設67周年記念 浜名湖賞」ドリーム戦

枠番は前検日に決定される。

初日(3/2)12R 柳緑ドリーム

初日(3/2)12R 柳緑ドリーム

出典:ボートレース浜名湖公式サイトより

コース 登録番号 選手名 支部
1 3388 今垣光太郎 福井
2 3854 吉川元浩 兵庫
3 3960 菊地孝平 静岡
4 4028 田村隆信 徳島
5 4444 桐生順平 埼玉
6 4524 深谷知博 静岡

 

2日目(3/3)12R 桃紅ドリーム

2日目(3/3)12R 桃紅ドリーム

出典:ボートレース浜名湖公式サイトより

コース 登録番号 選手名 支部
1 3590 濱野谷憲吾 東京
2 3744 徳増秀樹 静岡
3 3942 寺田祥 山口
4 4013 中島孝平 福井
5 4320 峰竜太 佐賀
6 4586 磯部誠 愛知

 

【G1】「開設67周年記念 浜名湖賞」注目レーサー

菊地孝平(きくち こうへい)

菊地孝平

昨年は多摩川65周年と児島周年を制し、5年連続で賞金王の舞台に立った菊地孝平選手。

グランドチャンピオンで3着、メモリアルでも2着としSGの活躍も目立った。地元戦では年始の正月シリーズも優勝としている。

一方で、本人として悔しいのは地元での6年ぶりのフライング。

精密なスタートが武器の選手だけに周年でも0台の踏み込み連発し、3度目の当地周年制覇を狙う。

徳増秀樹(とくます ひでき)

徳増秀樹

2月初旬、紺綬褒章を受章したことが明らかとなった徳増秀樹選手。

このご時世で多額の寄付にボートレースファンの1人として感謝をしたい。

徳増選手は昨年6月、グランドチャンピオンでデビュー25年目で初のSGタイトルを獲得した。またオールスターでも優出をしている。

今年序盤は苦戦気味となっているが、G1初優勝の思い出のあるタイトルでリズムを掴みたい。

深谷知博(ふかや ともひろ)

深谷知博

昨年は大村のダービーでSG初優出・初優勝を成し遂げた深谷知博選手。

自身初のグランプリの出場も達成した。
また、2016年の61周年に続き昨年の66周年も制しており、好相性のシリーズで連覇のかかる一戦となる。

当地の近況は2019年の9月から優勝3回を含む8連続優出中と絶好調。

さらなる今年の飛躍に向けて、この上ない舞台での活躍が今後へ繋がっていく。

峰竜太(みね りゅうた)

峰竜太

昨年はオーシャンカップとグランプリでSG制覇し年間で14回の優勝。史上初の5冠達成と常にボート界の中心にいた。

今年は年始の一般戦、九州地区戦と大村で2度の優勝からスタート。

当地は2013年の59周年で優勝。近年でも2018年のSGクラシックや一昨年のボートレース甲子園で優出している。

今年もいくつの優勝を積み上げていくか楽しみだ。

吉川元浩(よしかわ もとひろ)

吉川元浩

昨年はSGクラシックで連覇を果たし、11月の福岡周年でも優勝。同一SG3連覇の偉業へ向けて3月は目が離せない吉川元浩選手。

近畿地区戦では準優で唯一1枠を破り優出。ガッツ溢れるレースは今年も健在だ。

当地は近況3節続けてアクシデントに見舞われるが過去の優出も多く、悪い流れの払拭こそが3連覇への流れを作る。

松尾拓(まつお ひろむ)

松尾拓

東海地区選手権でG1初優勝を果たし、2度目のSGの切符を手にした松尾拓選手。

昨年は自身最多となる優勝4回と成長著しく、これからの三重支部を支える選手として活躍を見せる。

当地は2019年の東海地区戦も含め3連続中とリズムがいい。G1ウイナーとしてこの先更に上の舞台での戦いも増えてくるだろう。

まずはSG前の力試しとして躍動したい。

【G1】「開設67周年記念 浜名湖賞」豆知識

当地水面での実績

地元勢が多く走っているだけに成績を残しているのはもちろんだが、タイトルも獲得しているとなると前述の3人に加えて佐々木康幸選手や坪井康晴選手、重野哲之選手も含めて静岡勢はより一層信頼できるのではないだろうか。

今や人気実力共にナンバーワンレーサーともなっている峰竜太選手も3度目のG1制覇が当地59周年。
当地SG·オールスターで優出をし、62周年の制覇もある山口剛選手も好相性。また柳沢一選手も64周年を制している。

遡ること23年、1998年のダイヤモンドカップでは濱野谷憲吾選手が優勝。久々の当地G1獲得も期待したい。

近年ではヤングダービーを制した関浩哉選手。思い出の地で奮起なるか。

G2だが記念すべき第1回のボートレース甲子園で優勝した今垣光太郎選手や、昨年のヤングダービー覇者で一昨年のモーターボート大賞を優勝した磯部誠選手にも注目したい。

広い水面で狙いたいレーサーたち

決まり手が様々なボートレース浜名湖だからこそスタートからの攻めが光る選手の注目は必須。

ベテランならば今垣光太郎はやはり抑えておきたい。ボートレース甲子園での優勝も4コースからのまくりだった。

また、展示タイムが上々ならば平尾崇典成績も要警戒。
ダッシュからのまくりといえば「イナダッシュ」でお馴染みの稲田浩二選手。

若手では佐藤翼選手を一番手に挙げたい。今年はビッグタイトル獲得への意気も感じる。

藤山雅弘選手や椎名豊選手、栗城匠選手もツボにハマると一気に仕掛けてくる。

ベテランから若手まで攻撃派のレーサーが揃う中で、峰竜太選手や桐生順平選手といったピンポイントでまくり差しをしてくる選手が外にいるようならば、予想は難しく、レースとしては非常に面白いものとなるだろう。

年末の活躍機のその後

昨年末、平高奈菜選手のG1初優勝で幕を閉じたクイーンズクライマックス。風の強い中での戦いもあり、機力によって成績にも影響を及ぼしてたはずだ。
平高奈菜選手優勝の30号機は1月末から連続優出で引き続き好調。

一方でその他の優出機である6.13.22.51.66の5機は優出なし。

だが、13号機は5節も使用され3度のアクシデントがありながらスタートも含め気配は維持。遠藤エミ選手が見せた追い上げも示すとおり機力は十分だ。

シリーズ戦優出からは中間整備以降で別次元の脚となった19号機。一時は15%台まで落ち込んでいたモーターとはとても思えない動きで年明けも3度の優出をしている。
ただし機力の分スタートにバラつきが出やすいため、一流選手がどう使いこなすか注目である。

準優勝戦で強い追い風の中、力強くまくった竹井奈美選手の45号機。年明けは4節で3度の準優出があるが、外寄りからの1着もありレースのしやすさは期待できる。2連対率も30%前後で目を引かないと思われるだけに穴候補として期待する。

ボートレース浜名湖の特徴

基本データ

所在地:静岡県湖西市新居町中之郷3727−7
開場:1953年08月07日(昭和28年)
電話投票コード:#06
モーター:ヤマト331型(交換時期:4月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:9月頃)
開催:デイレース
水質:汽水
干満差:多少あり

ボートレース浜名湖の水面特性

ボートレース浜名湖水面図

出典:ボートレース公式サイトより

浜名湖の南側、太平洋に近い部分に位置しているボートレース浜名湖。

全国有数の広さを誇っているほか、海水と淡水の混ざり合う汽水も特徴。
水質が柔らかく乗りやすいため記念クラスではスピードあるレースが展開される。

ただし、スピードだけでは勝ち上がれないのも浜名湖だ。ホーム側の1マークの奥も広く、どのコースでもレースがしやすいからこそまくり切ることは難しい。
展開に乗じた差しやまくり差しで上位着を取ることが基本だ。

インコースの成績は勝率や連対率など、どの成績も下位6-8番目と低めであるが、一般戦であっても混戦レースが多いからこそのもので、過去1年の総合成績が1着率52.7%であるのに対し、G2以上となると71.8%まで大きく上昇している。

イン逃げからの相手探しではどのコースも回収率とすれば基本的には同じ。展開や機力によってどこからでも勝負が出来るはずだ。穴ならセンター勢から外のまくり差しが突き抜けた時。
特に3コースや5コースの1着は回収率が高くなっている。

【G1】「開設67周年記念 浜名湖賞」まとめ

浜名湖賞

3月ともなるとSGクラシックへ向けた前哨戦的意味合いも強く、どの選手も本番へ向けてリズムを上げていきたいところ。

天候によっては春らしい南風もあれば、冬の北風ともなり、各選手とも気温に合わせた調整力や風向きに合わせたスタートが求められ難しい戦いともなることが予想される。

楽しみな今年度の最後の1ヶ月が始まる。

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