「SG第25回 チャレンジカップ G2第9回レディースチャレンジカップ」 展望

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チャレンジカップとは

概要

SG競走の1つ。売上低迷の策として1998年に新設された競艇王チャレンジカップ。

賞金王決定戦に向けての前哨戦であり、最後の大きな賞金加算のチャンスとなっているため、毎年死力を尽くした戦いとなっている。

2010年から「競艇王」が外れ現在のタイトルとして施行されている。2014年からはクイーンズクライマックスの前哨戦ともなるG2レディースチャレンジカップも同時開催。

現在はチャレンジカップ34名、レディースチャレンジカップが20名の計54名がシリーズに出場する。

なお、SGは4日間の予選で5日目が準優勝戦。レディースチャレンジカップは準優勝戦がないため5日目でも予選競走が行われる。

出場選手は開催年の10月末日(ボートレースダービーが月跨ぎならばその最終日)における賞金ランキング順に選出される。

そのため、ボートレースダービーの結果次第では急に一般戦の斡旋を取り消しこちらに出場可能となるケースもある。

なお、女子選手であっても全体の賞金ランクで34名までに入る場合はSGに出場となり、レディースチャレンジカップ出場者が繰り上がる。

開催期間

期間は11/22(火)〜11/27(日)までの6日間

優勝賞金

チャレンジカップ 優勝賞金3300万円
レディースチャレンジカップ 優勝賞金 450万円

「SG第25回 チャレンジカップ G2第9回レディースチャレンジカップ」 ドリーム戦

初日(11/22)第12R チャレンジカップ ドリーム戦 枠番

出典:ボートレース鳴門

1 4262 馬場貴也 滋賀
2 4205 山口剛 広島
3 3779 原田幸哉 長崎
4 3941 池田浩二 愛知
5 4459 片岡雅裕 香川
6 4444 桐生順平 埼玉

初日(11/22)第11R レディースチャレンジカップ ドリーム戦 枠番

出典:ボートレース鳴門

1 4450 平高奈菜 香川
2 4482 守屋美穂 岡山
3 4050 田口節子 岡山
4 3900 香川素子 滋賀
5 4387 平山智加 香川
6 4804 高田ひかる 三重

SG第25回 チャレンジカップ G2第9回レディースチャレンジカップ 注目レーサー

馬場貴也(ばば よしや)

出典:https://www.wmb.jp

賞金ランキングトップの馬場貴也選手が止まらない活躍をしている。

10月のびわこ周年よりボートレースダービー優勝を含む怒涛の5連続優出。2位以内でのグランプリ行きを確実なものとした。

今年の鳴門周年でも優出3着としており、昨年10月の一般戦でも6枠で優勝と水面へのイメージもいいだろう。

止まらぬ勢いでこのままグランプリまで駆け抜けたい。

田村隆信(たむら たかのぶ)

出典:https://www.wmb.jp

徳島支部から唯一チャレンジカップに出場の田村隆信選手は地元の期待を一身に受ける。

水面との相性や地元ビッグレースにかける想いは特に強い。

賞金ランキングは37位の4962万円とグランプリ出場へは優勝しかない立ち位置だが、地元のアドバンテージをフルに活かしてこのラストチャンスをものにしたい。

石野貴之(いしの たかゆき)

出典:https://www.wmb.jp

当地2度のSG制覇がある石野貴之選手が2nd出場入りを目指して虎視眈々と狙う。

2016年のオーシャンカップでは内の競り合いを見て冷静な差しでの優勝。2017年のグランドチャンピオンでは圧倒的な機力でシリーズを制した。

ここ一番の勝負どころの強さは折り紙付き。グランプリに向けても優勝ならば6位以内となる他、初戦の枠をかけても気合いが入る。

瓜生正義(うりゆう まさよし)

出典:https://www.wmb.jp

昨年のグランプリ覇者がとうとう最後
の勝負がけまで挑むこととなった。

直前節でもまさかの予選落ちを喫した瓜生正義選手は現在の賞金ランキングで17位。それも僅差のボーダー付近とあって予選突破へ躍起になるだろう。

鳴門は2020年のオーシャンカップで優勝戦のポールポジションを獲得しながら敗れた苦い思い出があるが、一方でG1以上で連続優出中。

生き残りをかけた戦いが始まる。

守屋美穂(もりや みほ)

出典:https://boatrace.jp

女子賞金争いは上位2人が抜けた状況。その後ろの3位以降で年末の初戦の枠番をかけた争いとなる。

レディースオールスターを含む今年V5の守屋美穂選手はデビュー初優勝が今回の舞台となる鳴門。

昨年の10月にも優勝しているイメージのいい水面だ。オーシャンカップでハイレベルの争いも経験してるというのも利点。

年末に向けてリズムアップしたい。

田口節子(たぐち せつこ)

出典:https://www.boatrace.jp

ボートレースダービーにも出場した田口節子選手も上位争いだ。

節間に勇み足のあった10月の児島周年でも予選で3勝と好勝負をしている。これまで鳴門20節で9優出4優勝と女子選手の中でも当地を得意としている。

勝率を残せることは常に上位争いが可能ということ。今年の勝率ナンバー1の意地を見せたい。

SG第25回 チャレンジカップ G2第9回レディースチャレンジカップ 注目モーター

モーター

28号機(10/30 優勝戦1着)

前々回使用の森永隆選手が展開を捉えて優勝したモーター。伸びはそれ程でもないが、狙った場所に入れる回り足やそこからの出足などを中心に操縦性がよさそうだ。

22号機(11/7 優勝戦1着)

2節前に篠崎元志選手が優勝したモーター。ここ5節を通してスタートに関しては高いレベルで安定している。

道中の競り合いでもそのレース足で対抗可能。

31号機(11/14 優勝戦3着)

使い始め2節目で池永太選手が優勝すると今年の周年で田村隆信選手が優出。これまで4優出と安定した成績を残している。

行き足や回り足は十分で、ここに伸びを付けられるかがポイント。

80号機(番外編)

前述の31号機は直前節でドリーム戦で1コースから敗れている。まくったのが田頭実選手が使用の80号機。

節間で勇み足となってしまったが、スリットからの行き足から伸びにかけては勢い十分。近況の優出モーターではないが期待したい。

「SG第25回 チャレンジカップ G2第9回レディースチャレンジカップ」 豆知識

地元グランプリへ向けて


今年のボートレースオールスターを制した原田幸哉選手が3位から逆転での賞金2位浮上を狙って最後の走りとなる。

山口剛選手との差は約1800万円差。これを追いつくには優勝しかない状況。

ただ、大村で開催の今年のグランプリというのを考えれば初戦の白の枠番は欲しい。ここ一番での集中力が求められるシリーズだ。

賞金争い 最終戦


11/17終了時点でのグランプリ18位は上平真二選手。ただ、チャレンジカップはF休みのためかなり厳しい状況だ。

注目は6299万円の上條暢嵩選手からの大混戦のボーダー付近の争い。

6299万円 上條暢嵩
6292万円 丸野一樹
6287万円 瓜生正義
6103万円 太田和美
6045万円 中島孝平
5911万円 稲田浩二
5887万円 井口佳典
5754万円 関浩哉

このあたりが優出や特別選抜戦の上位で逆転が見込める。予選ラストの勝負がけや準優勝戦では注目だ。

飛び出すかチルト3度


女子賞金争いもボーダー付近を巡る攻防が白熱している。

11/17終了時点でのボーダー12位は堀之内紀代子選手の2656万円。ここを目掛けて優勝での逆転を狙う選手たちを紹介したい。

2898万円 中村桃佳
2656万円 堀之内紀代子
2653万円 落合直子
2565万円 渡邉優美
2556万円 日高逸子
2516万円 海野ゆかり
2472万円 浜田亜理沙
2443万円 金田幸子
2410万円 鎌倉涼
2408万円 三浦永理・宇野弥生

やや抜けた中村桃佳選手の11位を考えれば今年は全選手にクイーンズクライマックスへ逆転の可能性を残す。

レディースチャレンジカップは5日間のポイントでの戦い。激戦を予感させる。

中でも現在12位の堀之内紀代子選手はいざとなると近頃挑戦中の伸び型仕様で一撃を狙いにくるだろう。

狭い鳴門だからこそ外からの一発を狙うならばMAXの3度も考えられるはずだ。

ボートレース鳴門の特徴

基本データ

所在地:徳島県鳴門市撫養町大桑島濘岩浜48−1
開場:1953年(昭和35年)04月24日
電話投票コード:#14
モーター:ヤマト331型(交換時期:04月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:04月頃)
開催:デイレース
水質:海水
干満差:あり
チルト角度:-0.5、0、+0.5、+1.0、+1.5、+2.0、+3.0

ボートレース鳴門の水面特性

ボートレース鳴門水面図

出典:http://www.boatrace.jp/

ボートレース鳴門は徳島県鳴門市にあるボートレース場。小鳴門海峡に面した水面で水質は海水。ただ、防波堤の効果で波やうねりが目立つことは少ない。

2014年から2016年にかけて今後予想される南海地震の津波対策のため休催されていた時期があった。

以前よりサマータイムには日の入り時間に合わせて最終レースの時間を18時前後に行うこともあったが、2018年9月よりモーニングレースも開始。モーニング・デイレース・サマータイムと3つの時間帯で楽しむことができる。

全国的に見ても狭い水面とあって外からの仕掛けも見られるコースだ。過去1年での1コース1着率は21位とイン受難で有名な関東3場に続くワースト4位。

西の場としては最も低い。一方で2コースから外は1着率が全てでトップ10入りしており、特に2.5コースの活躍が目立つ

狭い水面でまくりが決まると思われがちだが、競り合った際に展開の向く2.5コースは配当妙味も十分で注目しておきたい。

「SG第25回 チャレンジカップ G2第9回レディースチャレンジカップ」まとめ

出典:ボートレース鳴門

グランプリやクイーンズクライマックスに向けて最後の勝負がけとなる今シリーズ。

火花散るような戦いが随所で見られるだろう。1走ごとに変わる賞金ランキングにも注目の6日間となる。

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