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この記事は「JAPAN BOAT RACE SALON(JBRS)」という予想サイトについての検証記事だ。
日頃から競艇予想サイトのアンテナは高めに張っているが、おそらくこのサイトの存在を知っている方はまだ少ないだろう。
長ったらしく覚えにくい名称ではあるが「JAPAN BOAT RACE SALON(JBRS)」とは、果たしてどのようなサイトなのか?
今回も、最近ボートレースを始めた人からすでに歴の長い人まで、予想サイトを使うにあたり、そのサイトが安全かどうかを実際に利用して検証し、レポートとしてまとめていく。
高い利用料金だけをとられ、まったく予想が当たらない、などと言った競艇予想サイトにでくわさないためにも、このレポートが予想サイト選びの参考材料になれば幸いだ。
まずは「JAPAN BOAT RACE SALON(JBRS)」を運営している会社情報から見ていこう。
運営会社 | JAPAN BOAT RACE SALON運営事務局 |
所在地 | 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町4-5-8 京央会館 |
運営・販売責任者 | 野中 弘 |
電話番号 | 050-6861-1824 |
メールアドレス | info@jp-brs.com |
販売方式 | ポイント制 |
ポイント単位 | 1pt = 100円 |
支払い方法 | ・銀行振込み ・クレジットカード決済 |
支払い期限 | 前払い制 |
ドメイン取得日 | 2021年4月14日 |
IPアドレス | 54.199.255.224 |
まず記載の住所にある「京央会館」という建物だが、こちらはレンタルオフィスではなく一般的なオフィスビルのようだ。
サイトの高級感とは打って変わって、昭和感が漂う小さ目な3階建てのオフィスビルであった。
また、ドメイン取得日は2021年4月14日ということで、取得してからそれほど経過していない事もわかった。
なお、実際にサイト内に記載されている「特定商取引に基づく表記」はこちら。
● 10,000円分のポイント付与
ページ下部の退会申請より手続きを頂くか、メールマガジン下部に記載される退会専用アドレスにご登録のメールアドレスから送信して頂く事で退会が可能
全体的に金と黒で色彩を統一させたデザインで高級感があり、デザインとしては「まずまず」といった印象。
しいて言うならば、その高級感が返って敷居の高さも演出してしまっており、「気軽に登録・利用してみよう」という気にはなれないかもしれない。
では、「JAPAN BOAT RACE SALON(JBRS)」はどういった強みを持ったサイトなのか?
登録前のページを細かくチェックしておきたい。
「JAPAN BOAT RACE SALON(JBRS)」は、どうやら予想師に強みを持っているようだ。
客観的に感じた事としては、何がどうすごいのかさっぱり分からない点だろうか。
ロイヤルと言われても、初見のユーザーからすると何の事だかわからない。
そしてこのサイトのいうプロフェッショナル予想師というのが以下の3人。
3人のプロフィールはそれなりに事細かく書かれており文字数も多いが、あくまでも生い立ちや自己紹介的な内容ばかりであり、これを読んで、「この人の予想を見てみたい」と予想に期待が持てるようなインパクトは一切ない。
そして、この3人組という構成が何だか「競艇ライフ」と似ており、もしかすると同一グループの可能性も考えられる。
見ている側の心理からすると、実際の舟券でどういった実績を挙げてきたのかなどといった内容が知りたいわけだが、キャラクターにこだわりすぎているのか、そのへんの内容が欠けているように感じてならない。
そしてそもそもだが、名前も実名ではなく、見た目もイラスト。
となると、プロフィールの内容がたとえフィクションであっても、ユーザーには判別がつかない。
どのあたりに信用性を持っていいのか…非常に難しい。
これまでの予想サイトにはあまりなかったが、「どのような感じで実際の予想が提供されて、どういう結果になるのか」という画像が掲載されており、この辺りは非常にわかりやすく評価できる。
本来こういうことはどのサイトでも載っていて当たり前のはずなのだが、よく考えるとどのサイトも、抽象的な文章でのアピールばかりが多かったように思う。
そして予想内容に関しても、買い目だけではなくレース展望も書かれており、このあたりも評価に値する点と言えるだろう。
サイト名にもサロンが付いているが、近年流行っているオンラインサロンというフレーズにのっかったものだろうか?
オンラインサロンの特徴としては、会員同士が意見を交わせる点などが考えられるが、果たしてどのような仕組みになっているのか。
もし前述したような形態であれば、予想サイトにはかなり珍しい形態であり、大きな差別化が出来ているわけだが、登録前の段階ではこのあたりに関しては不明。
このあたりは、このあとの内部検証で確かめたい。
登録前の事前評価としては、ひとまず可もなく不可もなくといったところ。
問題点は特にないが、いかせんこの段階では判断しにくいというような部分も多く、中身を見てみないことにはわからないといった感じだ。
また、オンラインサロンであるのかどうかでも評価はかなり変わってくる。
このあたりに関してもやはり内部を実際に見てないとわからない点だ。
それではログインしてみよう。
初回登録特典として、登録と同時に100ポイントがキャンペーンとして付与されるため、100ptが表示されていれば正常だ。
また、STと表示されているのはスタンダード会員のことで、無料会員であることを意味している。
JAPAN BOAT RACE SALONでは、スタンダード会員とエグゼクティブ会員の2種類があるようで、その違いは以下と記載があった。
『スタンダート会員ができること』
・【トライアル】【記者セレクト】への参加
・無料買い目の閲覧
『エグゼクティブ会員ができること』
・各種【ロイヤルプラン】への参加
・各種【エグゼクティブプラン】への参加
・エグゼクティブ限定「特別レポート」の配信
・【トライアル】【記者セレクト】への参加
・無料買い目の閲覧
ちなみに、エグゼクティブ会員は常に募集を行うわけではなく人数制限が設けられており、昇格には2万円の手続き費用が必要とのこと。
つまりは、無料会員と有料会員という分け方だ。
会員の差としては「特別レポート」の配信があることと、参加できるプランが違うという点のようだ。
ここで一点わかったのだが、どうやらこのサイトはオンラインサロンの形式は持ち合わせてはいなかった。
「有料会員にならないと買えないプランがある」という意味でサロンというワードを使ったようだ。
それにしても気になったのが、以下の注意文。
※エグゼクティブ会員は常に募集を行うわけではなく人数制限がございます。
エグゼクティブ会員になるためには、[2万円]の昇格手続き費用が必要になりますが、昇格時には、プランの参加に利用できる200pt(2万円分のポイント)が付与されることになりますので、実質無料で昇格可能です。
昇格すると200pt(2万円分のポイント)が付与されるため、ポイントを購入したときと同等という意味で「実質無料で昇格可能です」と書いてあるのだろうが、結局のところお金はかかるため、無料というには少々語弊が生まれそうだ。
また、この後にも紹介するが、無料会員のままで購入できる有料プランの料金が80ptと150ptの2つであり、エグゼクティブ会員だけで購入できる【ロイヤルプラン】と【エグゼクティブプラン】の中に200ptで購入できるプランがあるとは到底思えない。
仮にそうだとすれば、さらにポイントを追加購入しなければならないため、このあたりも注意しないといけないところだ。
こうなってくると、エグゼクティブ会員でどれだけのお金が必要なのかが分からない。
プラン詳細も書かれていないため謎であり、このあたりは結構怖い点とも言えるだろう。
プラン名 | 提供レース数 | 提供点数 | 参加費用 | 目標金額 |
トライアル | 3連単2レース コロガシ |
1万円程度 | 80 pt | 記載なし |
記者セレクト | 3連単2レース コロガシ |
1万円程度 | 150 pt | 記載なし |
ロイヤルプラン | 不明 | 2万円? | 不明 | 不明 |
エグゼクティブプラン | 不明 | 2万円? | 不明 | 不明 |
プラン数はスタンダード会員とエグゼクティブ会員を含めた計4つ。
この時点でまず言えること。
それは、とにかく情報が少なすぎるという点。
「トライアル」とはどういう情報なのか、「記者セレクト」とはどういう情報なのか、という説明文は書いてあるものの、肝心の目標金額すら書かれていない。
つまり、ユーザーはサイトに更新される的中実績だけを見て、有料プランへの参加を決めないといけない。
また、エグゼクティブ会員専用のプラン詳細に至っては一切何も書かれていない。
見ることができるのは的中実績のみ。
これを見ると、エグゼクティブ会員専用プランでわかることは、
ということだけ。
そして、よく見ると「野々村憲伸監修」「小川憲治監修」「黒澤剛志監修」と3人の監修の名前があるが、これは誰だ?
たしか、登録前に自信の予想し三人と紹介されていたのは、「岩本憲一」「田村鉄兵」「山村勝春」の3人のはず。
どれひとつとして名前が一致していない。この時点でエグゼクティブ会員とその実績に大きな闇を感じる。
提供ペース | 毎週水曜~日曜10時頃 |
提供レース | 1レース |
提供内容 | 3連単 |
買い目数 | 6点 |
目標額 | 記載なし |
無料予想の提供は週5日のみ。
有料コンテンツ同様、情報がとにかく少ない。
それでは、JAPAN BOAT RACE SALONがどんな予想を提供しているのか、ここからは実際に提供された予想情報をもとに検証を行った。
以下がこちらで収集した実際の情報の画像と、その結果だ。
浜名湖7R 1-4-3 7.2倍 ハズレ
検証1日目は残念ながら不的中。
ここではひとつ抜けている4号艇の野中を本線においたようだが、加藤がイン戦を制す形に。
予想文章を見る限り、そう見当違いな事は書かれていないが、インの加藤を軽視したのは少々まずかったか。
3日目のイン戦も、外の宮之原がかなり有力ではあったもののしっかりと逃げ切っていた。
野中本線は間違いではないが、ここは①と④の連対は堅く、①④-①④-紐、という形が最善だったように思う。
買い目の組み立て方があまり上手ではない印象だ。
多摩川4R 1-4-2 19.4倍 ハズレ
検証1日目もそうだったが、1号艇ではない別の艇を本線にしながらイン逃げしてしまうという一番痛い流れ。
この日も松下を本線にしたが、インの岸蔭亮に勝たれている。
しかも、買い目のメインにしている②、④はどちらもA1選手。
思い起こせば、検証1日目の本命野中もA1選手であった。
まさかとは思うが、ただただA1選手を推すだけのよく見る予想サイトの典型だろうか?
予想文を見ると、②松下を推した理由もコース勝率を挙げており、正直浅い。
多摩川5R 2-1-4 20.8倍 ハズレ
なんというちぐはぐさだろうか。
検証3日目にして、B1選手のインを本線にした途端、A1選手があっさり差して勝たれるという結果。
ここから見るに、どのA1選手の気配が良くて、どのA1選手の気配があまり良くないのかの判別がついていないのだろう。
だから、こういったちぐはぐな結果が生まれる。
また、この日もコース勝率をデータとして挙げているが、このへんがやはりどうも素人臭さを感じてならない。
そもそもだが、予想文章を見る限り、極端なことを言えばデータを見れば素人でも書ける文章。
専門的な解析や展開予想が書かれておらず、登録前に言っていた自信の予想師とはこんなものなのか。
密かに結構期待していた予想検証だが、フタを開けてみればいつもの検証と変わらないような残念な結果に終わった。
まず、この無料予想を評価するにあたってポイントとなるのが、どの程度の配当・結果を狙っているのか?という点だ。
もし、誰でも見れる無料予想ということで手堅い決着を確実に取ることを狙っているのであれば、レース選びはあまり上手くはない。
逆に無料予想であってもある程度の配当を狙っているのであれば、これはこれで精度が悪すぎる。
目標金額が書かれていないため、どちらの意向なのかはわからないが、いずれにせよ言えることは、どっちにしても「あまり良い予想ではなかった」というところだろう。
また、これまで数多くの悪質認定してきた予想サイトには、予想に解説文章が添えられていなかった。
そのため、解説文章が添えられていた点はかなり評価できる点ではあるが(まぁ普通は当たり前なのだが…)、いかんせん文章の内容がプロとは思えないくらいのレベルの文章であった。
このサイトは予想師に自信を持っているというアピールがあったので、もっと専門的な見解、分析のある解説文を期待していたのだが、コース勝率をデータとして多用している点などを見ても、素人臭さを感じてならない。
予想検証を終えて、かなり疑惑が強くなった。
ネットで口コミを調査したところ、色々な口コミを見つけたので一部を引用して紹介したい。
やたら名前長いし、サイトトップの広告文句はぜんぶ胡散臭いしで登録する気に全然なれない。
しかも、有料予想少なすぎるし、その一部の値段を非公開してるってどういうことなの?典型的な詐欺サイトじゃんそれっぽい雰囲気出してるけど大事なこと何も書かれてなくてこれで登録する人なんているの??
見た目からして危険な雰囲気しか感じないよ。上手い口車に乗せられて2万円払ってエグゼグティブ会員になったけどプラスどころか一回もコロガシ成功したことない。
この負債どうしてくれんだよ・・・
検証中は半信半疑だったものの、このリアルな口コミで確信に変わった。
やはりこのサイトはボロを出さないように露出情報を少なくし、限りなくヴェールに包ませているが、中身はとんでもない真っ黒なサイトの可能性がかなり高い。
現段階では利用はとてもじゃないが勧められない。
今回は競艇予想サイト「JAPAN BOAT RACE SALON(JBRS)」を実際に調査、検証してみた。
検証結果として良かった点・悪かった点を以下にまとめた。
● 初回登録時に1万円分のボーナスポイントがもらえる
●予想に解説文が添えられている
● 登録前も登録後も肝心な詳細はひた隠しにされている
● 同等のPTが入ると言っても会員登録費用2万円は高額
● 予想師の名前が複数見受けられ、登録前の話と違う
● 大きく期待を煽っておきながら予想内容は平凡でなおかつ当たらない
● ネットに出回っている(リアルな)口コミの評判が悪い
結論としては、「JAPAN BOAT RACE SALON(JBRS)」は歴代最悪の可能性も充分秘めた非常に危険な匂いのするサイトと判定したい。
このサイトは登録前の段階からそうだったが、詳細がベールに包まれすぎていて、とにかく何もわからない。
登録前評価の段階ではわからなかったが、実際に中身を見てそのサイトの本質を目の当たりにすると、不信感を抱かねばならない点はかなりある。
まず、無料会員に向けたコンテンツが少なすぎる点。
有料プランが2つしかないのは予想サイトとしてはどうなのだろうか。
せめて、情報をしっかり開示して、自信をもって2つのプランだけで営業しているのならまだいい。
しかし、その2つのプランも、どれくらいの目標金額になるのかの設定もされておらず、参加するにも非常に参加しづらい。
その上、有料会員でしか買えないプランの詳細に至っては、一切の情報が開示されておらず、まるで裏カジノのようなあまりにも闇を感じる制度としか思えない。
詳細をしっかり開示しないのは、外れた時の文句を言わせないための布石だと思っている。
何のサービス業でもそうだが、あらゆるものをしっかり開示してこそ、安心できる良いものといえる。
こうなってくると、悪事を掴めないから悪質サイトと認定できない、というのもおかしな話であり、何も開示されていないからこそ悪質だ、と言ってもいいのではないだろうか?
そして、そもそもの無料予想の内容がかなりイマイチな点も挙げねばならない。
内容を見る限り、登録前にアピールされていた、JAPAN BOAT RACE SALONが誇る自信の3人の予想師だが、「本当に存在しているのか?」というような内容であった。
思い起こせば、エグゼクティブ会員専用プランの的中実績においては、登録前に紹介されていた3人の予想師の名前ではないまた別の3人の名前が掲載されていたわけであり、あの予想師の名前は登録後一切出てこない。
このように、あるゆる情報をひた隠し、その上で疑惑の痕跡があるとなれば、JAPAN BOATRACE SALONの実態は、「全てがフィクション」「予想師そのものがいない」という可能性も充分にあると言ってもいいだろう。
本当に危険極まりない。このサイトはとにかく危なすぎる。
尻尾を掴ませないところが、また危険度の高さを表していると言ってもいい。
利用している人は即刻利用を中止してほしい。
この検証レポートが予想サイト選びの参考になれば幸いだ。
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