特に第1ターンマークでの攻防はレース最大の見どころであり、選手たちは長年にわたってターン技術を進化させてきました。
この記事では、ボートレースのターンの歴史や代表的な種類についてわかりやすく解説します。
ターンとは?
ボートレースは1周600mのコースを3周して競われます。
選手は第1ターンマークと第2ターンマークをそれぞれ3回ずつ旋回しながらゴールを目指します。
赤と白のブイ状の目印で、ボートが旋回するポイントです。
レースではスタート後に第1ターンマーク、第2ターンマークを回りながら周回します。
ターンの歴史
現在のボートレースではモンキーターンが主流となっていますが、昔からこの形だったわけではありません。
ボートレースのターン技術は時代とともに進化してきました。
かつてはターン前に大きく減速するのが一般的でした。
しかし、今村豊らが全速ターンを磨き上げたことで、スロットルを握ったまま旋回する技術が広まりました。
さらに東京支部の飯田加一が考案したとされる「モンキーターン」が登場。
当時は危険なターンとして受け入れられませんでしたが、好成績を残したことで全国へ広まり、現在では多くの選手が使用する主流の旋回術となっています。
モンキーターンという名前は、競馬の「モンキー乗り」に似た姿勢から名付けられたとされています。
代表的なターンの種類
① 全速ターン

現在のボートレースにおける基本技術です。
スロットルを握ったまま減速せずに旋回することで、高いスピードを維持できます。
現代レーサーのほとんどが習得しているターン術です。
- 最も基本的なターン
- スピードを落としにくい
- 現在の主流技術の土台
② モンキーターン
ボート上で立ち上がり、艇の外側へ体重をかけながら旋回するターンです。
旋回半径を小さくできるため、鋭く速いターンが可能になります。
特徴
- 現在の主流ターン
- 小回りが利く
- インコースで特に威力を発揮
③ ウィリーターン(ウィリーモンキー)
モンキーターンを応用した技術で、艇の前方を持ち上げながら旋回します。
波を越えやすく、荒れ水面でも威力を発揮することがあります。
特徴
- 艇首を浮かせて旋回
- 波の影響を受けにくい
- 高い技術が必要
④ フラミンゴターン
片足を大きく上げた姿勢で行うターンです。
見た目がフラミンゴに似ていることから名付けられました。
使用する選手は少なく、個性的な旋回術として知られています。
⑤ スコーピオンターン
後方へ大きく身体を反らせながら行う特殊なターンです。
姿勢がサソリに似ていることからスコーピオンターンと呼ばれています。
現在ではパフォーマンス的な意味合いも強い旋回術です。
予想で注目したいターン技術
ターン技術は舟券予想にも大きく影響します。
特に以下のような選手は高評価される傾向があります。
- ターン回り評価が高い選手
- 小回りが得意な選手
- イン戦でモンキーターンが安定している選手
- 荒水面でも旋回が乱れない選手
展示航走や過去のレース映像を見る際は、スタートだけでなくターン出口の伸びや旋回の鋭さにも注目すると予想精度の向上につながります。
まとめ
ボートレースのターンは、単なる方向転換ではなく勝敗を決める最大の技術です。
・全速ターンが現代競艇の基礎
・飯田加一選手が考案したモンキーターンが革命を起こした
・現在もウィリーターンなど新たな技術が進化中
・ターン技術を理解するとレース観戦や舟券予想がさらに面白くなる
ターンの違いに注目しながらレースを見ることで、ボートレースの奥深さをより楽しめるでしょう。
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