ボートレースには70年以上の歴史があります。
その長い歴史の中では、現在のファンが聞けば驚くようなルール変更や制度改革、さらには競技の在り方そのものを変えた出来事が数多く存在しました。
持ちペラ制度のような有名な話ではなく、今回はコアなファンでも意外と知らない「競技史を変えた出来事」に焦点を当てて紹介します。
① スタート展示は一度消滅していた(1991年)

現在のボートレースにおいて、スタート展示は舟券予想に欠かせない存在です。
しかし実は1991年、それまで行われていたスタート練習制度が廃止され、ファンは進入や起こし位置を事前に確認できなくなりました。
現在のスタート展示が復活したのは2002年です。
つまり約10年間、ファンは今よりも遥かに少ない情報で舟券を購入していたことになります。
② わずか1年8か月で消えた幻のSDルール(2002~2004年)
2002年にスタート展示が復活した際、現在とは異なる「SDルール」が導入されました。
SDとはスロー・ダッシュの略です。
展示航走でスローグループに入った艇は本番でもスロー、ダッシュグループに入った艇は本番でもダッシュを維持しなければなりませんでした。
つまり展示でダッシュだった選手が、本番で前付けしてインコースへ入ることは不可能だったのです。
しかし選手からもファンからも不評で、2004年4月に廃止されました。
現在の自由進入ルールは、この失敗を経て誕生した制度と言えます。
③ 優勝戦だけ4周だった時代があった

現在のボートレースは全レース3周で行われています。
しかし1991年以前は、優勝戦のみ4周回るルールが存在していました(その更に昔は5周やっていた)
SGだけではなく一般戦の優勝戦も対象です。
現在よりもレース時間が長く、道中での逆転劇も起こりやすい一方で、イン有利が強まるという課題も抱えていました。
最終的には競技の統一性や興行面を考慮し、現在の3周制へ一本化されています。
④ 全国発売がなかった時代

現在はテレボートを利用すれば全国どこのレースでも購入できます。
しかし1980年代以前はそうではありませんでした。
基本的に舟券は競艇場へ足を運ばなければ購入できず、遠方のレースを気軽に買うこともできませんでした。
1985年に電話投票が導入されたことで状況は大きく変化します。
この改革は現在のネット投票文化につながる、ボートレース史における大転換点でした。
⑤ 進入固定競走は「前付け対策」として生まれた

現在では進入固定競走は珍しいものではありません。
しかし、この制度は元々ファンサービスのために誕生したものです。
1980年代後半から1990年代にかけては、前付けや深インが頻発していました。
ベテラン選手が内側へ入り込むことで進入が大きく乱れ、初心者には非常に分かりにくいレースが増えていたのです。
そこで導入されたのが進入固定競走でした。
進入を固定することで予想しやすくなり、新規ファンにもレースを理解しやすくする狙いがありました。
現在のボートレースが初心者にも親しみやすい競技になった背景には、この制度改革の存在があります。
まとめ
ボートレースは長い歴史の中で、数多くの制度変更を経験してきました。
今回紹介した内容はどれも競技そのものの姿を大きく変えた出来事ばかりです。
特にSDルールや優勝戦4周制は、現在のファンから見ると別競技と思えるほどの違いがあります。
昔の制度を知ることで、なぜ現在のボートレースがこの形になったのかが見えてきます。
競技の歴史を振り返ると、今では当たり前だと思っているルールも、実は長年の試行錯誤の末に生まれたものだと分かるのではないでしょうか。
こちらの記事もオススメ
失敗しない予想サイトの選び方
競艇予想サイトを知ろう
競艇予想サイトおすすめランキング
競艇事変
競艇アシスト
競艇タッグ
一騎当船
競艇ブレイブ
フネログ事務局
最新記事 by フネログ事務局 (全て見る)
- ネオンウェーブ(NEON WAVE)は利用価値皆無?中身もスッカラ - 2026年7月17日
- ツカミトレの実態|「搾取」の仕組みを徹底解説 - 2026年7月10日
- 競艇ライトニングは最速最強で利益を出せる競艇予想サイト - 2026年6月27日

今のファンは知らない ボートレース史に残る制度変更


最新競艇予想サイト検証






