現行の51.0kgを52.0kgに変更
11月1日以降を初日とするレースから、男子レーサーの体重基準が51.0kgから52.0kgに引き上げられる事となった。
広報によると、現在の選手平均体重は約54.0kgとなっており、男子選手の平均体重と最低体重の乖離が大きく、男子選手の健康維持ならびに進退能力の発揮による事故防止を目的として施行される運びとなったようだ。
なお、女子選手の最低体重基準は変わらない。
最低体重基準値を引き上げ概要
最低体重基準値
現行 | 適用後 | |
男子選手 | 51.0kg | 52.0kg |
女子選手 | 47.0kg | 47.0kg |
男女差 | 4.0kg | 5kg |
適用開始
令和2年11月1日以降を初日とする競走より適用
対象競走
適用以降の全ての競走
最低体重基準値を引き上げで選手への影響は?
現行から1.0kgの引き上げということで多大な影響を与えるとは考えにくいとも取れるが、これは年齢差によって感じ方は異なるだろう。
長年、51.0kgでコンディションを整えてきたベテランレーサーや、食べてもなかなか太らない選手だっているはず。
先日、引退したレジェンド、今村豊氏も「無理に食べるのが苦痛で仕方ない」とコメントしていたのは記憶に新しい。
そして、なぜこのタイミングでの施行なのだろうか?
一流レーサーともなれば適用後もコンディションはしっかり作ってレースに挑んでくるだろうが、八百長問題の対応然り、相変わらずボートレース界の上層部の方針には疑問を感じさせられる事ばかりである。
フネログ事務局
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