福岡チャンピオンカップとは
概要
ボートレース福岡の周年記念競走。
過去20年を振り返ると開催時期は6月が5回、9月が4回、11月が7回とこの3つの月に行われている事が多い。
優勝者を見ると地元選手では瓜生正義選手(2007)、篠崎仁志選手(2013)、前田将太選手(2021)の3人以外は遠征勢が制している。
優勝戦の傾向としても半数の10回が逃げであるが、優勝戦で度々うねりによって1枠が敗れてきたように一筋縄ではいかない。
開催日時
期間は9/7(水)〜9/12(月)までの6日間。
優勝賞金
1000万円。
注意事項
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、場内の混雑状況により入場制限を行う場合があります。
「開設69周年記念 G1 福岡チャンピオンカップ」ドリーム戦
初日(9/7)第12R チャンピオンドリーム枠番
出典:https://www.br-special.jp/202209GI22/dream.php
1 3783 瓜生正義 福岡
2 3590 濱野谷憲吾 東京
3 4168 石野貴之 大阪
4 4350 篠崎元志 福岡
5 4502 遠藤エミ 滋賀
6 4344 新田雄史 三重
2日目(9/8)ペラ坊ドリーム 枠番
出典:https://www.br-special.jp/202209GI22/dream.php
1 4444 桐生順平 埼玉
2 4477 篠崎仁志 福岡
3 4418 茅原悠紀 岡山
4 4371 西山貴浩 福岡
5 4337 平本真之 愛知
6 4504 前田将太 福岡
「開設69周年記念 G1 福岡チャンピオンカップ」注目レーサー
瓜生正義(うりゆう まさよし)
選手会長として、地元の中心選手として注目したいのが瓜生正義選手。
かつてSGを2度優勝した舞台とあって初日ドリームの1枠を任される。
ただし今年ここまで優勝がない。秋のスタートとして今節は良績を残したい。
篠崎仁志(しのざき ひとし)
福岡を得意とする篠崎仁志選手も優勝争いに加わりたい。
先日の一般戦で15回目の福岡の優勝。これは現役最多記録となっている。
SGでも優出あるこの水面で、2013年以来となる福岡の周年制覇を期待したい。
前田将太(まえだ しょうた)
昨年の周年で念願かなってG1初優勝を果たした前田将太選手。
地元3場の中でも優出28回、優勝8回と活躍しており、昨年の優勝もフロックでないことを証明したい。
今年ここまで6Vと好調なのも推したい要素だ。
西山貴浩(にしやま たかひろ)
こちらも今年苦戦中の西山貴浩選手。
一般戦優勝こそあるがG1の優出やSGの予選クリアがまだ記録されていない。
賞金ランクも62位で年末はもちろんのことチャレンジカップに向けても上積みは必須だ。
吉川元浩(よしかわ もとひろ)
当地では6回の優勝。2007には賞金王決定戦を、2019年にはボートレースオールスターを制した吉川元浩選手。
当地では7点台後半に勝率を誇るだけにその安定感は追う要素が満載。
3年振りの福岡周年制覇を狙う。
石野貴之(いしの たかゆき)
2度SGでの優勝がある水面で期待したいのは石野貴之選手。
なんと言っても、不振から立ち直った昨年のボートレースクラシック優勝は記憶にある方も多いのではないだろうか。
混線の今年の賞金争いならば、まだまだ上を狙えるだろう。
「開設69周年記念 G1 福岡チャンピオンカップ」注目モーター
注目モーターでは直近3回の優勝戦で入着したモーターからそれでも注目したいものを紹介する。
61号機(8/13 優勝戦1着)
優勝戦こそ2艇がフライングで離脱したが、展示タイムはその中でもトップをマーク。
初戦を除けばオール3連対もキープした。
重量級の飯山晃三選手もレース足はよかったように注目していいはずだ。
19号機(8/22 優勝戦2着)
ここは展開が向いた優勝モーターより2着でも見どころのあったこちらのモーター。
大山千広選手はオール3連対をキープしていたが、優勝戦でも果敢なまくりを披露。
大きく外に流れるかと思われたが2番手のやや後ろにつけると2マークでまくり強行。
選手自信のスピードもあるが回り足はよさそうだ。
70号機(9/1 優勝戦2着)
初おろしで西山貴浩選手が、お盆レースで篠崎元志選手が使用したモーター。
レースへの仕上がりは十分だが、これを西島義則選手がスパイスの効いた出足型に仕上がった。
優勝戦ももつれる展開を小回りからバック側で優勝争いの一角に食い込むなど引き続き見どころがありそうだ。
「開設69周年記念 G1 福岡チャンピオンカップ」豆知識
地元勢連覇なるか
冒頭にもあるように福岡チャンピオンカップでの地元選手制覇は過去20回を見てもわずかに3回とかなりの苦戦傾向だ。
昨年の前田将太選手に続く地元連覇を決めたい。今節は先に紹介の4名を含め10人での出場。
今年優勝4回の岡崎恭裕選手はG1での優出がまだない。連続優出中のここはきっちりと結果を残したい。
今年はモーター運に左右された仲谷颯仁選手ですが、前々節の下関でようやくV3に。続く宮島も優出とリズムアップしてきただけに怖い存在。
また、羽野直也選手や篠崎元志選手もあっさりタイトル奪取しても不思議ではない実力の持ち主だ。
近況もスタートを際まで踏み込む大山千広選手も、もちろん混合G1を制する度胸の持ち主。
地元勢連覇に向けた戦いがスタートする。
福岡のSG・記念覇者たち
ボートレース福岡では過去にも多くのビッグレースが開催された。
近況の周年で優勝したのは桐生順平選手。2016年の66周年では予選4位ながら準優で1枠が全敗となり巡ってきた1枠を生かした。
このシリーズで予選トップだった今垣光太郎選手は2014年の61周年の覇者だ。
SGでは新田雄史選手が2013年の笹川賞を制している。
メモリアルの痛い勇み足はあったが、SG制覇の思い出の地で奮起したい。
ボートレース福岡の特徴
基本データ
所在地:福岡県福岡市中央区那の津1丁目7
開場:1953年(昭和28年)9月26日
電話投票コード:22#
モーター:ヤマト331型(交換時期:6月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:6月頃)
開催:デイレース
水質:汽水
干満差:あり
チルト角度:-0.5、0、+0.5、+1.0、+1.5
ボートレース福岡の水面特性
引用元:ボートレース公式サイトより
ボートレース福岡は福岡県福岡市中央区にあるボートレース場。
福岡3場の中では最も西に位置している。西に4kmほどにはPayPayドームがあるなど各競技で賑わいを見せる地域だ。
水面の大きな特徴は2つ。まず2マーク側は極端に狭く、そのためピットはバック側にある。
ダッシュ勢も180まで引くのが精一杯なため、見え方としてはオールスローにも映るかもしれない。
また1マークが那珂川にせり出しているのも大きな特徴。湾の海水にも近いことから満潮時には海水の流入によって独特のうねりが発生することもある。
これは地元選手や福岡を得意としている選手しかわからないようなうねりのため、どれだけシリーズで活躍していても準優勝戦や優勝戦で大敗を喫してしまう可能性は考えたい。
そのため2.3コースの差しやまくり差しが多く全国でも上位の1着率がある。
波乱狙いとなるならば2.3-1.2.3などの内枠の逃げないケースが有効だろう。
助走が普段より短いだけにダッシュ勢は苦戦するかと思われるが、1マークのコース幅や奥行が狭いことでスタートでフルダッシュが決まればあっさり勝っても不思議ではない。
「開設69周年記念 G1 福岡チャンピオンカップ」まとめ
福岡勢の連覇は1992.93年に占部彰二氏が連覇、1994年には松田雅文氏が制して地元勢の3連覇となっていた。
今回はそれ以来となる連覇に地元勢10人で挑む。対する遠征勢も福岡巧者や実績を持つ選手たちが多く勝負の秋に相応しい戦いとなりそうだ。
うねりを越えた先の栄光を掴み取るのはどの選手が注目したい。
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フネログ事務局

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