【SG】「第23回チャレンジカップ」展望

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展望
チャレンジカップバナー画像

チャレンジカップとは

1990年代には売上が2兆円規模に迫っていたが、その後1兆円を下回るなど売上が低迷していたボートレース。
グランプリに繋がるレースを制定し売上の打開策とするため1998年に第1回大会が開催された。
当初は「競艇王チャレンジカップ」という名称で行われ、2010年の第13回大会より現在の「チャレンジカップ」という名称となった。
2014年の第17回大会よりG2レディースチャレンジカップと同時進行による開催となり今に至っている。
グランプリに向けた賞金ランクを争う最終決戦とあって、例年激しい戦いが繰り広げられている。

なお、出場条件は単純明快。
その年の1月1日より10月31日までの賞金ランキングにフライング休みとなる選手を除き34位までに入ることが条件。
過去にはレディースチャンピオンを優勝するなど、賞金ランクトップクラスの女子レーサーがG2ではなくSGのチャレンジカップに出場したこともある。

チャレンジカップ 開催日時

期間は11月24日(火)から11月30日(日)までの6日間。

ツッキー王座決定戦の優勝賞金はいくら?

優勝賞金は3300万円

SG 第23回チャレンジカップ 初日(11/24)12R ドリーム戦 枠順

初日(11/24)12R ドリーム戦 枠順

 

峰竜太

吉川元浩

篠崎仁志

深谷知博

寺田祥

毒島誠

※ボートレース蒲郡 公式サイトより出典

SG 第23回チャレンジカップ 注目レーサー

平本真之(ひらもと まさゆき)

平本真之

直前の津周年では一旦、先頭のシーンもあった平本真之選手。
敗れはしたものの準優勝とし、賞金ランクも12位となりグッと出場権を引き寄せた。
これで2節続けての周年で準優勝とグランプリ前の東海地区の連戦をいい形でクリアしてきている。
地元とあって蒲郡でも30%を超える1着率をマーク。
好調ムードならば当地での初の記念タイトルがSGということも十分にありそうだ。
賞金ランクではほぼ当確とも言える位置とはなったが、初戦の枠番を求めて今節でも活躍を期待したい。

池田浩二(いけだ こうじ)

今年は上半期でG1東海地区選手権を含む5回の優勝をしている池田浩二選手。
しかし、記念レース続きの近況では徳山ダイヤモンドカップを最後に優出に手が届かない状況だ。
もっとも、期初めにフライングを喫しただけに少なからず足かせにはなっていた様子。
過去3年において当地は9節中、6回で優出し、残る3回は準優勝戦で3着というように好相性は続いている水面。
弟子にも賞金ランクで迫られているが、現在の賞金ランクがボーダー次点の19位とあって負けられない6日間となるだろう。

磯部誠(いそべ まこと)

磯部誠

師匠の池田浩二選手を追う形で賞金ランク22位の磯部誠選手も十分に初のグランプリ出場を狙える位置にいる磯部誠選手。
ヤングダービーでは師匠の教えの通りチルト0で挑み見事に優勝している。
昨年のグランプリシリーズ戦で初のSG予選クリアがあってから、今年は既に2回の予選突破を果たしている。
G1タイトルという自信を胸に、もう一歩先のSG優出を果たすことができれば、師匠を超えてグランプリ出場という未来が待っている。

原田幸哉(はらだ ゆきや)

原田幸哉

直前の津周年では強力な相棒を武器に予選トップ通過とし、優勝戦ポールポジションを獲得した原田幸哉選手。
一旦は平本選手のまくり差しで敗れるかと思われたが、2マークの差しで先頭艇まであっという間に追いつき、あとは独走状態。
「優勝すればグランプリが見えてくる」という戦前の評価であったが見事に現実のものとし、賞金ランクは31位から21位にジャンプアップした。
原田選手といえば現在、長崎支部だがもともとは愛知支部。すなわち地元同然の水面だ。
隠れた6人目の地元選手がグランプリ出場へ向けて最後の追い込みを見せる。

桐生順平(きりゅう じゅんぺい)

桐生順平

2017年にグランプリを制している桐生順平選手。
現在ボーダーまで400万円差の24位と追い込まれた状況だ。
チャレンジカップは昨年と同じ賞金であれば優勝戦6着でも600万円。
となれば最低でも優出することがグランプリ初出場から続く連続出場記録の継続に繋がるとあって、メイチの勝負で挑んでくるだろう。
2018年には当地周年を制覇、昨年1月の63周年でも優勝戦でインは奪われたとはいえ予選トップから優勝戦1枠を手にしている。
相性がよい広大な水面でどんな旋回で魅了してくれるか注目したい。

SG 第23回チャレンジカップ 豆知識

急な不振に鬼門の蒲郡 アロハは蘇るのか

今年3月までG1の斡旋が辞退となり、一般戦での無双が続けた峰竜太選手。
7月までにSGオーシャンカップを制覇し、G1をV2。11回の優勝をした峰選手だが、その後は多摩川の一般戦と丸亀周年のみと勢いは止まってしまった。
さらに9月までは2節続けての優出漏れすらなかったが、ここにきて3節続けて優出を逃している。
直前の津では予選でアクシデントのあった2017年のチャレンジカップ以来、(途中帰郷は除く) 3年ぶりの予選落ちを経験。

極めつけは毎回、何かしらの不運に見舞われる蒲郡水面。
SGでは優勝目前かと思われた矢先に2周1マークでの差しに屈し、2018年の周年ではドリーム戦で接触があり初日で帰郷。
蒲郡初優勝かと思われた今年1月の一般戦では予選トップの準優勝戦で「瀬尾ロケット」に粉砕され、今度こそとの想いで優勝戦ポールポジションを獲得した今年4月の周年では湯川浩司選手の「猛爆ストレート」で砕け散った。

本人としては気にしていない様子だが、ファンから聞こえる声としてはとにかくいわく付きの場だ。
年末まで残り4節。そのうち3つが大レースとV16の野中和夫元選手に並ぶのも追い詰められた状況。
果たして満面の笑みでの「アロハ」は様々な困難に見舞われる今節で見られるのでしょうか。

グランプリへ向けた最後の勝負駆け

ベスト6の争いは7-9位がF休みとなっており、ボーダー付近の選手から優勝者が出ない限りは現状の6名がそのまま2ndステージからの発進となるはずだ。
唯一、徳増秀樹選手だけが優出2着でも深谷知博選手、寺田祥選手のどちらかが予選落ちした場合には逆転でのベスト6に届く可能性がある。
出場権をかけるボーダー基準としては、15位でチャレンジカップカップがF休みの井口佳典選手の7028万円を巡る争いか。

以下は25位の馬場貴也選手まで5800万円代と優勝戦6着の600万円でも届く範囲に10人がひしめいている。
中にはグランプリ優勝歴もある池田浩二選手や桐生順平選手もボーダー下からの勝負となっている。
このうち20位の上野真之介選手はグランドチャンピオンで2着や一般戦のV6で初のグランプリ出場を狙える位置にいる。
ボーダー付近の選手が各地の周年で追い込みをかける中、一般戦続きの中で奮闘し、直前の地元唐津で優勝と弾みをつけてきた。
賞金ランクでジャンプアップの狙える今節は目の色を変えて戦うことであろう。

蒲郡を得意とする選手は

地元である池田浩二選手、平本真之選手、磯部誠選手、柳沢一選手、杉山正樹選手はやはり注目だ。
照明がLEDに変わり若干見え方の変化もあるというのは地元選手に対し有利に働くはず。
特に独特の上空でくるくる舞うような風が出てきた際にはスリットやターンに関してもやはり地元勢の出番だ。
過去5年に行われたSGは3回。今節登場は2015年のメモリアルで道中逆転で制した篠崎元志選手と強力な機力で優勝した守田俊介選手。
遠征勢では桐生順平選手湯川浩司選手の当地制覇は記憶に新しい。
隠れ地元選手として、元愛知支部である原田幸哉選手も有力か。
走りやすい水面ではあるが巧拙が出ている蒲郡なだけに相性は重要だ。

ボートレース蒲郡の特徴

基本データ

所在地:愛知県蒲郡市竹谷町太田新田1-1
開場:1955年(昭和30年)8月13日
電話投票コード:#07
モーター:ヤマト331型(交換時期:5月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:5月頃)
開催:ナイター
水質:汽水
干満差:無し(競争水面がプールなのでほとんど潮位の影響を受けない)
チルト角度:-0.5、0、+0.5、+1.0、+1.5、+2.0、+3.0

ボートレース蒲郡の水面特性

ボートレース蒲郡水面図

出典:ボートレース公式サイトより

広大な水面でのスピード戦が魅力のボートレース蒲郡。
さらに5月のお盆シリーズから6月下旬の開催の間に照明が全てLEDに変わり明るくなったボートレース蒲郡。
水質は三河湾内にあることから汽水だが、海水濃度はそれほど高くなく潮の満ち干きによる干満は気にしなくてよい。
コースは三河湾の奥まった場所に位置しており、スタンドや立体駐車場、電光掲示板や防風林によって風による影響はそれほど大きくない。
それでも風が強まるときにはスタンドに当たった風が水面上で舞うため、スタートやターンが難しくなる。
当地との相性や数多く経験がある地元選手の期待が高まる。

コース別成績では1コースの成績は総じて全国でも上位半分に入る結果が残っており、SGともなればさらに強くなることが予想される。
一方で2コースの2連対率は過去1年の成績で(2コースが難しいと言われる)常滑をも下回る最下位となっている。
さらにSGで3コース選手がしっかりとサイドをかけて握り込めるとなるとより一層苦戦する可能性もあるのではないか。

注目は展開をついた5コースの選手か。
全国的に見ても2連対率と3連対率は6位と上位に位置しており、まくり差しもレベルの高いものを誇るSGでならばイン逃げからの相手筆頭として注目できるはずだ。

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