【G1】「開設68周年記念 全日本覇者決定戦」展望

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展望
全日本覇者決定戦

全日本覇者決定戦とは

概要

ボートレース若松の周年記念競走。近年では6月と11月を中心に開催されることが多かった。

3月の開催ともなると日付まで公式サイトに掲載されている1998年以降では初の開催となる。

ナイター開催となった2008年以降では複数回優勝した選手はおらず、今年も新たな覇者が登場するのか注目である。

多くのA1選手が所属する福岡支部であるが、最後の地元覇者は2015年の篠崎元志選手、さらに前は2008年の瓜生正義選手まで遡ることとなる。そろそろ地元選手から優勝者を出したい。

九州地区には芦屋周年の全日本「王座」決定戦と、唐津周年の全日本「王者」決定戦が行われている。

若松周年の全日本「覇者」決定戦と混同しないよう気をつけたい。

開催日時

2021年3月13日(土)から3月18日(火)までの6日間

優勝賞金

優勝賞金は1000万円(副賞金100万円を含む)

【G1】「開設68周年記念 全日本覇者決定戦」ドリーム戦

初日(3/13)12R ドリーム戦 枠順

初日(3/13)12R ドリーム戦

出典:ボートレース若松公式サイトより

コース 登録番号 選手名 支部
1 3783 瓜生正義 福岡
2 3622 山崎智也 群馬
3 4044 湯川浩司 大阪
4 4477 篠崎仁志 福岡
5 4337 平本真之 愛知
6 4262 馬場貴也 滋賀

 

2日目(3/14)12R ドリーム戦

2日目(3/14)12R ドリーム戦

出典:ボートレース若松公式サイトより

コース 登録番号 選手名 支部
1 3388 西山貴浩 福岡
2 3744 毒島誠 群馬
3 3854 篠崎元志 福岡
4 4444 石野貴之 大阪
5 3779 新田雄史 三重
6 3942 茅原悠紀 岡山

 

【G1】「開設68周年記念 全日本覇者決定戦」注目レーサー

瓜生正義(うりゅう まさよし)

瓜生正義

昨年は下関、平和島と周年2つを獲得した瓜生正義選手。

唯一の昨年の忘れ物は優勝戦1枠となりながら3着に敗れたSGか。今年は江戸川周年と九州地区戦で既にG1優出は2回。当地周年は2008年に制覇しており、久々の優勝に燃える。

この後に控えるSGボートレースクラシックも福岡で開催と今節も含めシリーズを引っ張り続けることに期待したい。

西山貴浩(にしやま たかひろ)

若松を純ホームとしている西山貴浩選手。その人気でボートレース 若松のCMでも採り上げられるほどだ。

昨年は徳山ダイヤモンドカップで優勝しG1初制覇。年末のグランプリではファイナルまで上り詰めた。

今年もいきなり1月の江戸川周年で優勝とノリに乗っている。

水面上での活躍で一回り大きくなった姿を更に示すためにもドリーム1枠の期待に応え活躍したい。

湯川浩司(ゆかわ こうじ)

湯川浩司

近況は優出ラッシュとなっている湯川浩司選手。

直近3節がナイターレースで、今節への期待も高まってくる。

ドリーム3枠となると2節前の蒲郡で、内の井口佳典選手と白井英治選手を蹴散らしたレースのインパクトが強い。

直前の地元周年でも予選トップクリアと波に乗っている印象だ。

このタイトルも2017年の65周年で優勝している。

ナイター開催後初めての2度目の制覇を狙う。

新田雄史(にった ゆうし)

新田雄史

直前の住之江周年で優勝した新田雄史選手。

記念レースとなると2017年のグランプリシリーズ戦以来のビッグタイトル獲得となった。

今年は東海地区選手権でも優出しており、大崩れのない走りが続いている。

当地は昨年1月のダイヤモンドカップでも優出しており心配はない。

直前節に続き、狙うはナイターG1連続制覇だ。

平本真之(ひらもと まさゆき)

平本真之

 

直前の住之江周年で優出した平本真之選手は、昨年SGで3度の優出と大レースでの活躍が目立った1人。

特に秋からは東海地区の周年で連続準優勝など勢いに乗り年末はグランプリのファイナルを戦った。

年始3節の調子は今ひとつと思われたが、直前節でシリーズ終盤4連勝もあり気配上昇しているように感じる。

過去に優出率割を超えるこの水面で更なるリズムアップを狙いたい。

深川真二(ふかがわ しんじ)

深川真二

昨年末のグランプリシリーズ戦で優勝し3年ぶりのSG制覇とした深川真二選手。

年間で20回の優出と常に好レースを披露していた。

また今年は地元周年で予選トップ通過もしている。

当地は2007年の一般戦で優勝して以来、優勝からはしばらく間隔があいているが、終盤カードで追い潮が予想される今節は深川選手のコース取りも鍵となってくる。

自身の差し抜けはもちろんのこと、深くなった内を見て外からの仕掛けがあるなど波乱を呼ぶ1人として注目したい。

【G1】「開設68周年記念 全日本覇者決定戦」豆知識

大挙12人で地元周年制覇を

周年記念としては1支部で2ケタ出場となればかなりの人数とも言えるだろう。

前述の瓜生選手、西山選手の他にも注目選手は目白押し。
篠崎仁志選手は昨年のSGオールスターで見事にSGウィナーの仲間入り。今年も年始の芦屋で優勝。また2節前の福岡でも優出と県内のレース場は強い。

兄の篠崎元志選手は先月の当地一般戦でオール2連対で優勝。直前の住之江周年でも優出と好気配が戻ってきた。

今年は元日の大村優勝からスタートした岡崎恭裕選手は既に優出4回と活躍。ここ2節はトップスタートも連発と勘が冴えている。

昨年のSGで優出2回と好調だった枝尾賢選手は先月の徳山や福岡で機力出しに成功し活躍。引き続き整備調整で一角崩しを狙う。

年始の若松で優勝した池永太選手は続く唐津でも優勝。こちらも好気配で持ち前の攻撃力を発揮したい。

絶好調のナイターキング

今節には対照的なSG覇者が登場する。

昨年11月から地元周年制覇を含め優出ラッシュとなっているのは毒島誠選手。

今期勝率は唯一の8点台後半としており、来月末まで維持し続ければ久々に峰竜太選手が連続で獲得し続ける最高勝率の座を奪うことができるまである。

特に直前の多摩川のインパクトは特大。2日目前半戦で後続を振り切るとそこからグングン引き離す様はまるでタイムアタックをしているかのよう。

さらに話題となったのは3日目前半の異次元の追い上げ。
1周バックでは4番手争いかと思われた位置から1人ずつ抜き去り、最終ターンマークでの逆転劇。1つでも上の着順を求める姿勢はもちろんのこと、それに伴う技量はとても高い。

当地は2018年にオーシャンカップを制覇した思い出の地。

ナイターキングと異名も持つほどナイターレース巧者だけに注目せざるを得ないだろう。

絶不調のグランプリ覇者

一方で中々調子の上がらない…いや、かなり危機的状況ととも言えるのは石野貴之選手。

一昨年のグランプリで念願の賞金王制覇となったが、昨年は後期初めのSGオールスターで勇み足。期末のSGダービーで2本目を喫しグランプリ出場もならずと後味の悪い年の締めくくりとなった。

問題はここからだ。F休み明けから4連続でイン戦は着外。優出も2節前の一般戦のみで、自慢のスタートも影を潜めている。地元周年の前節も節間に6着5回で勝率5.22と大苦戦だ。

この後もSGやG1が続いていくとあって、これ以上の惨敗は許されない。

なんとしても今後へのきっかけが欲しい。

ボートレース若松の特徴

基本データ

所在地:福岡県北九州市若松区赤岩町13−1
開場:1952年11月11日(昭和27年)
電話投票コード:#20
モーター:ヤマト331型(交換時期:12月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:6月頃)
開催:ナイターレース
水質:海水
干満差:あり

ボートレース若松 水面特性

ボートレース若松水面図

出典:ボートレース公式サイトより

ボートレース若松の水質は洞海湾とつながっており海水で潮の干満もレースに影響する。

2マークのバック側からの出入りのため、満潮時に向かってはホーム追い潮が、干満時に向かってはホーム向かい潮となる。

今節では干満が初日では16時頃。最終日では19時前と約30分ずつ遅くなってくるが、いずれにしても重要となる終盤カードは追い潮となっているだろう。

風の傾向も春先で変わってきた。冬場はホーム向かい風が多かったものの、春となり気温が高まりホーム追い風が増えてくる。スロー勢優勢に加え、2コース差しには気をつけたい。

過去1年の1コース1着率は57.3%で、ナイター開催場としてはトップ3に入る。

18時以降のレースに大きな特徴が

また、18時以降の照明が灯る時間帯となれば1コースの1着率がさらに上昇する。後半レースは堅い決着が増えてくるようだ。

インからの相手探しとなると2着の割合は2コースが20.7%、3コースが16.9%、4コースが11.4%とこれだけで全体の48%となる。

これに続く回数の多いものが2コースから1コースの組み合わせで7.5%となり、2レースに1回はこの4つの中から結果が出るのではないだろうか。

穴狙いなら

穴を狙うなら向かい風や向かい潮コンディションでの2.3.4コースの頭だ。この条件なら1コースの勝率も7.50まで下降しており2.3着に据える形で高配当に期待したい。

とくに開催の5.6日目の前半は向かい潮が予想されており、加えて機力差の大きい一般戦。

準優勝戦や優勝戦の資金稼ぎには重要となるかもしれない。

【G1】「開設68周年記念 全日本覇者決定戦」まとめ

全日本覇者決定戦

周年記念としては大挙12名で5年振りの地元優勝を目指す福岡支部。

直後に行われるボートレースクラシックも福岡で行われるだけに各選手ともリズムを上げていきたいところ。

一方、遠征陣も当地で活躍歴ある選手が揃い層は厚い。

水面は違うとはいえ、次節に向けては前哨戦となる今節、どの選手が福岡の地で流れを掴むか注目となる。

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