【G1】「第64回 中国地区選手権」展望

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展望
第64回 G1·中国地区選手権

九州地区選手権とは

概要

中国地区である岡山支部、広島支部、山口支部の3地区4場の選手によって争われる競走。開催場はその地区のボートレース場で持ち回りとなる。通常2月に開催され、優勝者には翌月のボートレースクラシックの出走権が与えられる。

茅原悠紀選手や平尾崇典選手を主力とし個性派実力レーサーの多い岡山支部、ベテランから若手まで揃いスタイルも様々でバラエティに富んだ広島支部、主力の白井英治選手と寺田祥選手の2枚看板を筆頭に今回の地元としてレースを盛り上げる山口支部が激突だ。

各支部とも総数はそれほど多くなく、成績面の目立つA2級選手も登場。優勝すればSGの出場権を得るだけにここぞとばかりに力の入る選手もいるだろう。

また、女子レーサーのなかでも層の厚くハイレベルな中国地区の女子選手たちも参戦。実力・個性と様々な要素たっぷりのG1だ。過去10回の中国地区選手権では1枠の選手の優勝は6回。優出メンバー次第では進入にも影響が出てくるためだろうか。

しかし、徳山で行われた直近3回を振り返れば全て1枠が優勝。ポールポジションを確保することが優勝への近道だろう。

開催日時

2021年2月12日(金)から2月17日(水)までの6日間

優勝賞金

優勝賞金は450万円

注意事項

ボートレース徳山では昨年より入場時の検温、手指の消毒、場内のマスク着用を徹底している。また、場内が混雑している際には入場制限を行う場合もある。体調の優れない場合や、長距離を移動しての現地観戦は行わず、インターネット等の活用をお願いしたい。

【G1】「第64回 中国地区選手権」ドリーム戦 枠順

初日(2/12)12R

第64回 G1·中国地区選手権 ドリーム戦 枠順

出典:ボートレース徳山公式サイトより

コース 登録番号 選手名 支部
1 3897 白井英治 山口
2 3719 辻栄蔵 広島
3 4166 吉田拡郎 岡山
4 3942 寺田祥 山口
5 4418 茅原悠紀 岡山
6 4205 山口剛 広島

 

【G1】「第64回 中国地区選手権」ヴィーナスバトル枠順

2日目(2/13)12R

第64回 G1.中国地区選手 ヴィーナスバトル枠順

出典:ボートレース徳山公式サイトより

コース 登録番号 選手名 支部
1 4482 守屋美穂 岡山
2 4045 佐々木裕美 山口
3 3435 寺田千恵 岡山
4 3618 海野ゆかり 広島
5 4065 金田幸子 岡山
6 4017 向井美鈴 山口

(なおヴィーナスバトルはドリーム戦てはないため、得点については通常の予選と同様の模様である)

【G1】「第64回 中国地区選手権」注目レーサー

白井英治(しらい えいじ)

白井英治

地元、山口勢からは2名を挙げたい。昨年3月の下関周年を優勝するなど前半でV5とした白井英治選手。その後度々SGやG1で優出するものの、あと1歩が続いていた。

今年は偉大な師匠である今村豊氏が引退して最初の年。グランプリ制覇の夢を受け継ぐ形で迎えた今年、序盤でいい流れを掴んでおきたい。

当地はG1を2回含む3連続優出中と近況の気配は上々。最低でも優出を期待する。

寺田祥(てらだ しょう)

寺田祥

昨年は地元·下関のメモリアルで3年振りのSG制覇した寺田祥選手。

さらに12月のBBCトーナメントも優勝し、グランプリでは3度目の出場にして準優勝と好成績を残した。年末の徳山の地元戦では元日の優勝戦で今年のVを一番乗りしている。

中国地区選手権は2005年にデビュー初G1を獲得した思い出あるタイトルだ。それ以来、徳山の地区戦で地元勢が優勝していないだけに、再奪還を狙って欲しい。

茅原悠紀(かやはら ゆうき)

茅原悠紀

未だ鮮明に思い出される2014年のグランプリ6コースからのVが残る茅原悠紀選手。その印象からドリームでは6枠となることが多いが、今節では一つ内から黄色のカポックで開幕だ。

昨年の徳山周年では強い向かい風も味方にトップスタートでまくり優勝。過去には2017年の徳山の地区戦でも優勝するほか、G1以上のみで連続優出中と水面相性はかなりのものがある。

フライング休みも終わりエンジン全開で挑んでくる。

平尾崇典(ひらお たかのり)

平尾崇典

2012年のチャレンジカップ、2018年のグランプリシリーズ戦のSG2タイトル持つ平尾崇典選手。

昨年は10月から安定した走りでG3を優出ラッシュ。今年も先月の江戸川周年で優出と早くも動きは軽快だ。

2010年のモーターボート大賞と2013年の徳山で行われた地区戦の覇者であり、当地G1は2勝している。伸び型仕様ともなれば展示タイムから破格のものを出すこともあり、結果に直結するため注目だ。

山口剛(やまぐち つよし)

山口剛

2009年とだいぶ前であるが、3大会前の徳山の地区選手権の覇者である山口剛選手。

昨年は当地の周年を含む記念レースで6度の優出があったものの、優勝はなく終わってしまった。それでも今年に入っての安定感は桁違い。22走で4着以下は3回のみと舟券に貢献し続けている。

2度目の地区戦制覇へ連対を量産し優出だ。

村松修二(むらまつ しゅうじ)

昨年の中国地区選手権でデビュー初G1優勝とした村松修二選手。

周回短縮、安定板使用の悪条件ではあったが、5コースからトップスタートでまくり一撃。高配当を演出した。その後SG初出場や初勝利も挙げ、年間でも自身最多タイのV4と成長している。

今年は先月の当地一般戦で節間8勝で優勝。G1前の同時期に走れているのは大きい。連覇へチャレンジだ。

【G1】「第64回 中国地区選手権」豆知識

2005年以来の地元勢優勝を

徳山で開催された中国地区選手権では2005年の寺田祥選手を最後に山口剛選手、平尾崇典選手、茅原悠紀選手と他地区の優勝が続いている。16年振りに地元勢の奪還を目指したい。

2年前、下関で中国地区選手権を優勝した海野康志郎選手や5年前の宮島で優勝した谷村一哉選手。この2人はイン以外での優勝だ。

徳山の過去3年の勝率が高い原田篤志選手、吉村正明選手、大峯豊選手も十分タイトル獲得のチャンスはある。

また、今後支部の中心となり得る期待の若手、佐々木完太選手は地区戦初出場。多くの物を吸収してほしい。総勢16人の地元·山口支部で16年振りの優勝を。

個性派レーサーおさらい

中国地区にも進入から注目の選手や、破壊力抜群の選手が多数いる。まずはイン屋の西島義則選手と村上純選手。

この2名は100を切るようなスローも辞さない強烈な前づけを敢行する。さらに前づけもあれば3カドもする曲者の山口達也選手と山地正樹選手。この4名が外枠にいるようならば進入予想からしっかりしたい。

攻撃派では地元の末永祐輝選手。師匠·今村豊氏の引退後、初の地区戦でどんな破壊力を見せるか。展示タイムが出ている際には注目だ。

岡山勢からは伸び型にしてくることも多い平尾崇典選手はもちろん、外から絞ってまくりに出る荒井輝年選手も展開面ではキーマンとなる。

広島勢では西野翔太選手や大上卓人選手らが攻撃面では期待したい。深い起こしからでもスタートを決めるイン屋か、外からのまくり自慢か。同じレースに異なるタイプがいれば非常に興味が湧いてくる。

層の厚い中国地区の女子選手

今節登場は岡山支部から寺田千恵選手、金田幸子選手、守屋美穂選手。広島から海野ゆかり選手、地元山口から向井美鈴選手と佐々木裕美選手の6名だ。

このうち寺田千恵選手は10年連続の皆勤賞でクイーンズクライマックスで頂点を目指し、守屋選手は今年もファイナルまで駒を進めた。また徳山を得意とする海野ゆかり選手もシリーズ戦を制覇している。

今節出場とはならなかった岡山の田口節子選手や産休中の土屋南選手、広島の角ひとみ選手や山口の津田裕絵選手らも実力は高く切磋琢磨していくなかで磨かれた6選手たち。

2日目最終レースでは得点増しのレースではないものの、事前に枠順を発表してヴィーナスバトルが開催と、女子レーサーの人気と期待が高まっているのを表している。女子戦はやらないという方もこの機会に注目してみてはどうだろうか。

ボートレース徳山の特徴

基本データ

所在地:山口県周南市大字栗屋字二葉屋開作1033
開場:1953年08月27日(昭和28年)
電話投票コード:#18
モーター:ヤマト331型(交換時期:4月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:11月頃)
開催:モーニングレース・デイレース
水質:海水
干満差:あり

ボートレース徳山の水面特性

ボートレース徳山水面図

出典:ボートレース公式サイトより

水面は笠戸湾の奥。瀬戸内海に面しており水質は海水。周囲を山や島に囲まれており、強風が遮られるため比較的穏やかな水面。
通常は企画レースも豊富なモーニングレースとして行われているが、G2以上のレースではデイレースとして開催される。

年間を通して左横から追い風と向きの安定した風ということもあり、企画レースの分を考えたとしてもイン1着率は全国屈指の強さを誇る水面だ。

過去1年のデータでは1-2での決着が23.8%と約4回に1回に出現という高い数字が残っている。また1-3よりも1-4の回収がいい傾向があり、2番手争いには差しが優勢とも考えられる。

穴パターンは2つ。
満潮時にはインも旋回が膨らみやすく2.3コースからの差し抜けには要注意。今節は序盤までは潮の高い模様だ。インの強い水面であるが、走りなれた地元勢のダッシュからの一撃も注意が必要。

これは干潮と満潮時での水位の差が大きく、スタート時の景色が異なること。朝のスタート練習と展示·本番では差が出てしまうためだ。特に今節は終盤カードには干潮時刻に向かっていくために、攻める選手も握りやすくなってくる。

注目選手が登場しやすい後半カードに大波乱ということもあるだろう。

【G1】「第64回 中国地区選手権」まとめ

第64回 G1·中国地区選手権

ベテランから若手まで個性派レーサーが登場。さらにハイレベルの中国地区レディースも参戦で難解なレースが予想される。

イン期待の水面であるが、順当な結末となるのか、大波乱となるのか。潮位と進入、展開がレースを面白くする今回の四国地区選手権。6日間の熱い戦いに期待をしたい。

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