京極賞とは
ボートレース丸亀の周年記念競走。開催時期は基本的に10月前後、もしくは6月前後に集中している。
60·61周年と太田和美選手が連続優勝した他、森高一真選手が過去10年で2回優勝など記念レースにしてはリピーターの多い傾向がある。
また、今年の四国地区選手権やモーターボート大賞ではインが敗れているものの、このタイトルに関しては57周年に地元選手が2コースまくりで優勝して以降、優勝者は逃げで決まるという平穏な決着が続いている。
京極賞開催日時
10月11日(日)から10月16日(金)までの6日間。
京極賞の優勝賞金はいくら?
優勝賞金は1000万円(副賞金100万円を含む)。
開設68周年記念 G1 京極賞 ドリーム戦 出走予定選手
今シリーズに関しては、枠順やどちらのドリーム戦に出走するかは前検日に決定される事となっている。
貴方の推しレーサーはどちらで出場することになるだろうか。
初日ドリーム戦出場選手インタビュー
開設68周年記念 G1 京極賞 注目レーサー
森高一真(もりたかかずま)
地元男子選手の総大将はこの人しかいないだろう、森高一真(85期・香川)。
昨年の京極賞も制しており連覇のかかるシリーズとなる。
近況3節では2番手以内でのスタートが30走で21回と、とにかくスタートが見えている様子。
特に直近2節での.10前後のまとめ方が秀逸である。
今年優勝0ではあるが、連覇へ向けてのリズムは整っており、3度目の制覇に向けてまずはドリーム戦での好発進を期待したい。
片岡雅裕(かたおかまさひろ)
前回は地元開催のお盆シリーズで道中捌いて優勝した片岡雅裕(101期・香川)。
これで今年はV4としており、来年のクラシック出場へリーチがかかっている。
一般戦中心ではあるが77節で37優出と当地ではやはり安定感ある成績。
過去にはSGで優出した経験やびわこ周年の制覇もあるだけに記念レースでも十分戦える。
お盆シリーズ同様、まずは機力を出していければシリーズの中心までなりうる存在だ。
峰竜太(みねりゅうた)
悲願のSG初優勝から既に3年。準優勝した昨年に続き今年も丸亀に登場の峰竜太(95期・佐賀)。
これまでの活躍はもはやこの場で語るまでもないほどのスター選手で文句なしの現役トップレーサー。
今年、優出を逃したのが5回のみというとてつもない成績で、今節も当たり前のように優出してくることが容易に想像できる。
しかし唯一の心配は前々回の当地周年と一昨年のSGメモリアルでは準優で6着大敗。
今回も準優が鍵となってくるのではないだろうか。
菊地孝平(きくちこうへい)
直前、児島の周年では3日目から怒涛の5連勝で優勝した菊地孝平(82期・岩手)。
地元お盆シリーズで喫した菊地選手には珍しい勇み足さえものともしないスタート攻勢での優勝でした。
このタイトルは2大会前の66周年で優出した舞台。優勝も2度あり相性は問題ありません。
開催前半は台風の影響もありスタートが難しいことも考えられ、そうなればスタート巧者の出番。
チャレンジカップがF休みなだけに、ここで好成績を収めベスト賞金ランク6入りに期待をしたいところだ。
井口佳典(いぐちよしのり)
こちらもチャレンジカップがF休みとなる井口佳典(85期・三重)。
意外にも当地の優勝はないが、近況はビッグレースでの優出が続いている。
一昨年のメモリアルでは予選2位、昨年の67周年では予選3位といずれも好成績での優出だ。
賞金ランクも今節含め残り4節という中で15位。決定戦出場へ少しでも加算したいところであろう。
吉田拡郎(よしだかくろう)
昨年の67周年で優出している吉田拡郎(90期・岡山)。
丸亀と橋を挟んで反対側に位置する児島をホームとしているだけに潮の干満は慣れている。
かつて2014年のSGオーシャンカップで優勝したときも丸亀であった。
今回優勝となればそのオーシャンカップ以来の当地での優勝となる。
今年1月と5月に当地を経験している点も他の遠征勢より有利に働くはず。
前節の児島での連覇がならなかっただけに、その分までお返しといきたい6日間だ。
開設68周年記念 G1 京極賞 豆知識
地元女子のツートップ
今節登場する女子選手は3名。うち2名は地元香川支部の平山智加と平高奈菜。
実はこの2人、今節直前まで今期は香川支部の勝率上位2人なのだ。
いくら女子戦の斡旋が多いとはいえこれは驚くべきこと。
互いに事情は違えど長期の休みを経るなどしてさらに強さを増している印象さえある。
特に平山選手は既にG1を3勝、うち1つは尼崎の周年というのだから驚きである。
同支部の女子選手というだけでなく、トップクラスの選手。
そして人気も高い2人。今節にどんな華やかさを魅せるのか楽しみである。
地元SGも制しているベテランの奮起は?
2006年とだいぶ前ではあるが、当地のSGチャレンジカップで優勝を果たすなど当地では14回の優勝実績のある三嶌誠司(69期・香川)。
今年は優勝こそないものの24節で10回の優出、近況3連続優出中とあと1歩の成績が続いている。
意外にも10連続で地元優出を逃しているが、地元周年、近況のリズムと気持ちの入る環境は整った。
スピード戦で立ちはだかる強豪を熟練の技で交わしていきたい。
今節の穴候補は?
丸亀となると潮位差に加えナイターと難しい環境は整っている。
そんな中で経験数も加味すれば同じ四国地区の徳島支部に注目したい。
今節登場は2名。興津藍と島村隆幸だ。
特に興津選手は今年既に優勝5回。それも2節前まで7連続優出で5連続優勝を含むというとてつもない勢いがあった。
前節児島でアクシデントで帰郷とはなったが、準地元の周年に大事をとった可能性も。
今年の四国地区選手権でも準優は好枠を確保し、2大会前のこの周年でも優出。
ビッグネーム揃いだが勢いと経験で配当妙味を引き連れての活躍を期待したいところ。
ボートレースまるがめの特徴
基本データ
所在地:香川県丸亀市富士見町四丁目1番1号
開場:1952年(昭和27年)
電話投票コード:#15
モーター:ヤマト331型(交換時期:11月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:7月頃)
開催:ナイターレース
水質:海水
干満差:あり
チルト角度:-0.5、0、0.5、1、1.5、2、3
ボートレースまるがめの水面特性
瀬戸内海で瀬戸大橋の西側、橋の反対側にはボートレース児島もあるというボートレースまるがめ。
もちろん潮の満ち干きはあり、満潮と干潮ではスタートの見え方も異なってくる。
特に2マーク側から潮の出入りがあるために干満とともに潮の傾向もレースを左右することがある。
風は1年を通して北寄りの向かい風が吹きやすいが、天候の変わり目には追い風に変わることもある。
1マークの振り方は大きいがバック側は住之江より少々広いため思い切りのいいレースができる。
記念レースではインがスピードを持って回れるために、通常より1着率は高く60%以上の数字を誇る。
また優勝戦では1着率で70%、勝率も9点近くの数字が残っており過度な穴狙いはしにくい模様。
一方で今節序盤は台風の影響も考えられ天候には疑問も残る。
風が強まればインの1着率は50%近くまで下がることから高配当のチャンスも生まれるかもしれない。

フネログ事務局

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