福岡チャンピオンカップとは
福岡チャンピオンカップとはボートレース福岡で開催される周年記念競走。
開催時期は6月前後と10月前後が多めであるが、その時期は年によってまちまち。
2013年に篠崎仁志選手が、2007年に瓜生正義選手が、2001年に田頭実選手が優勝しているが、過去20年では地元選手による制覇は3回のみと苦戦を強いられている。
今年は10人の地元勢で久々のタイトル奪取を狙いたい。
今回参戦の遠征勢では濱野谷憲吾選手や山崎智也選手、吉川元浩選手らベテラン勢に加え、58.59周年連覇をしている坪井康晴選手らがこのタイトルの優勝歴がある。
福岡チャンピオンカップ 開催日時
期間は11月9日(月)から11月14日(土)までの6日間。
福岡チャンピオンカップの優勝賞金はいくら?
優勝賞金は1000万円(副賞金100万円を含む)。
開設67周年記念 G1 福岡チャンピオンカップ ドリーム戦
初日(11/9)12R チャンピオンドリーム 枠順
2日目(11/10)12R ベラ坊ドリーム 枠順
開設67周年記念 G1 福岡チャンピオンカップ 注目レーサー
篠崎仁志(しのざき ひとし)
今年のオールスターでSG初優勝を遂げた篠崎仁志選手。
地元の周年で堂々初日ドリーム1枠という大役を務める。
賞金争いは3位につけており、優勝すれば1億という大台、さらには暫定2位に上がるチャンスすらある。
前回当地も7勝オール3連対でお盆シリーズを優勝するなど、自身最多の13回優勝を誇る水面。
活躍を期待するのは当然のことだ。
瓜生正義(うりゅう まさよし)
福岡支部の正義のヒーロー瓜生正義選手。
先月の平和島周年で4カドからの攻めで優勝し、一気にグランプリ2nd発進も見えてきた。
当地では2011年のSGモーターボート記念競走と2016年のSGダービーと制してる他、このタイトルでも54周年記念を制覇と活躍は数しれず。
7割を超える3連対率で舟券攻略には無視厳禁の存在であろう。
枝尾賢(えだお まさる)
昨年末に賞金王シリーズ戦で初のSGの舞台を経験すると、今年はオーシャンカップ、ダービーと優出を果たした枝尾賢選手。
直前の桐生でもG1で優出と今年の活躍は目覚しいものがある。
なんと言ってもこの水面は優勝2回を含む6連続優出中。
さらに5回で3着以内と抜群の安定感を誇っている。
名前売れのしない現状なだけにシリーズを通して狙ってみたい存在だ。
桐生順平(きりゅう じゅんぺい)
グランプリ優勝歴もある桐生順平選手が賞金王7年連続での出場に黄色信号が続いている。
それでも直前の桐生では予選突破し、準優4枠から3着だが幸運にも特別選抜での1枠となるツキも残っている。
福岡は昨年のこのタイトルの覇者でもあり、SGオールスターでも優出している舞台。
初出場から連続でのグランプリ出場を途切らせることのないよう、残り2節に全力投球となる。
毒島誠(ぶすじま まこと)
直前の地元・.桐生周年で優勝し、6位以内を手繰り寄せた毒島誠選手。
地元という面もあるだろうが、ダービーに続きの活躍でムードは高まってきている。
2大会連続でこのタイトルで優出しており、気配は確実によい状態で今回も優勝候補に名を連ねる。
今年こそのグランプリ制覇へ向けて、今の勢いを持続していくことが期待される。
守田俊介(もりた しゅんすけ)
現在の賞金ランクではちょうどボーダーの18位と、気の抜けない状況の続く守田俊介選手。
当地は前回10月の一般戦でもオール3連対でV、昨年の9月でも優勝と連続優勝をしておりV4の実績ある水面だ。
一般戦で7回、G2・G3で1回ずつの優勝ある今年だが、あと一歩大レースでは届いていない。
残り2節で持ちこたえられれば2年振りのグランプリ出場が見えてきそうだ。
開設67周年記念 G1 福岡チャンピオンカップ 豆知識
年末に向けた争いは?
賞金王2ndの1走目に1枠を獲得する権利となる2位の争い。
今節には2位吉川元浩選手と3位篠崎仁志選手の2人が登場。
篠崎仁志選手の残り2節で700万円差を追いつけるかがまず1つ目の注目。
ベスト6への争いは今節では寺田祥選手と瓜生正義選手が優勝すれば一気に2nd発進の争いに飛び込むことができる。
特に瓜生正義は地元のシリーズ。
機力は約束される2nd発進となれば、今年の平和島周年も制しているだけに怖い存在となる。
ベスト18をかけた戦いも大詰めを迎える。
前本泰和選手や、西山貴浩選手、守田俊介選手は現在18位以内。しかし、21位の桐生順平選手もボーダーに300万円差で追いかける状況。
大きい額の加算は最大でも残り2節しか残っておらずこのあたりは拮抗してきそうだ。
やはりこちらも注目は地元の西山貴浩選手。9月徳山のダイヤモンドカップで初のG1を獲得。
8月の琵琶湖周年でも優勝戦1枠を獲得するなど、今年はビッグレースでの活躍も見られている。
賞金王にうってつけのエンターテイナーはグランプリの舞台に登ることができるだろうか。
選考期間内最後の2人
グランプリという大目標には黄色信号の2人が今節の穴候補。
まずは昨年のグランプリを制した石野貴之選手。
まさかのF2になり今年は18位以内に入らなければシリーズ戦も出ることが出来ない状況。
それでも一縷の望みを繋ぐためにも今シリーズは予選さえクリアすれば一か八かの勝負に懸けてくることが十分に考えられる。
もう1人は地元の枝尾賢選手。
今年はSG優出が2回と、これまでSGは昨年と今年の4回の参戦ながら3度の予選突破もあり充実している印象。
こちらも今シリーズ終了後からのF休みに被るため、このタイトルで優勝のみグランプリ出場に可能性を残す条件。
発展し続ける地元の中堅選手が大逆転でのグランプリを目指す。
優勝戦でも時に難しいイン戦
水面特徴にもあるように、満潮時には握ると振り込みやすく、干潮時にはセンターからの仕掛けが決まりやすい。
そのため、優勝戦1枠の選手が大敗を喫してきたのもボートレース福岡の特徴だ。
このタイトルでは近年、61〜63周年、65周年と逃げが決まっておらず、信頼度の高い地元選手や毒島誠選手でも逃げ切ることはできていない。
そんな優勝戦を制してきた山崎智也選手や吉川元浩選手が、今シリーズでも活躍なるだろうか。
ボートレース福岡の特徴
基本データ
所在地:福岡県福岡市中央区那の津一丁目7-5
開場:1953年(昭和28年)9月26日
電話投票コード:#22
モーター:ヤマト331型(交換時期:12月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:7月頃)
開催:デイレース
水質:汽水
干満差:あり
チルト角度:-0.5、0、+0.5、+1.0、+1.5
ボートレース福岡の水面特性
那珂川の河口近くにあるボートレース福岡は海水に近い汽水で混ざりあっている。
特に川にせり出す1マーク側は満潮時刻になると独特のうねりを生み出し、一流選手であっても握り込むと大きく振り込むシーンも多く見られる。
満潮時の狙いは内枠スロー勢。2コースの差しも有効だ。
また、干潮時の水面が穏やかな場合は1マークの振り幅が狭いため、センターからのまくりも見られる。
今シリーズでは満潮時刻は開催時間を過ぎてからとなる予報。
前半カードから中盤にかけて、特に開催が進むにつれて干潮時刻が午後に訪れるために、スピードを生かしたレースも多数見られるのでは無いだろうか。
ダッシュ水域が大きく後ろに引けないことも特徴。
その分、スリット付近の脚の気配はしっかり確認することを気をつけたい。

フネログ事務局

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