「開設66周年記念 トーキョー・ベイ・カップ」展望

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展望
東京ベイカップ

トーキョー・ベイ・カップとは

ボートレース平和島の周年記念競走。開催時期はまばらである。
他の周年の傾向とがらりと変わって、過去10年では優勝戦の1コース優勝は4回のみ(65周年の下出選手は1枠だが2コースからの優勝)とやはり予想が難しい平和島らしい傾向となっている。
しかしSG覇者が優勝者に多いというのも特徴で、やはり難しい水面だからこそ実力者でなくては結果を出しにくいのかもしれない。
今年は年末のグランプリもこの水面。前哨戦とも言える戦いに今から注目をしていきたい。

トーキョー・ベイ・カップ開催日時

期間は10月5日(月)から10月10日(土)までの6日間。

トーキョー・ベイ・カップ優勝賞金はいくら?

優勝賞金は1000万円(副賞金100万円を含む)。

開設66周年記念 トーキョー・ベイ・カップ 初日(10/5)12R トーキョー・ベイ・ドリーム 枠順

10月5日ドリーム戦出場選手

※ボートレース平和島公式サイトより転載

 

開設66周年記念 トーキョー・ベイ・カップ 2日目(10/6)12R ピースター・ドリーム 枠順

10月6日ドリーム戦出場選手

※ボートレース平和島公式サイトより転載

開設66周年記念 トーキョー・ベイ・カップ 注目レーサー

濱野谷憲吾(はまのやけんご)

 

濱野谷 憲吾

「平和島」といえばこの人だろう。インの弱い水面ながらきっちりと逃げる濱野谷憲吾(東京・70期)プレビュー (新しいタブで開く)
昨年は私物の持ち込みによって前検不合格もあり、1年間当地の出走は出来なかったが久々のお盆シリーズもきっちり5勝を挙げて優勝。
BBCトーナメントでの勇み足も含めて、昨年は不完全燃焼。その分、名誉挽回をしていきたいシリーズとなる。
地元グランプリに望みを繋ぐためにも今節は是が非でも優勝を勝ち取りたい。

永井彪也(ながいひょうや)

 

永井 彪也

昨年はヤングダービーを制し、年末のグランプリシリーズでも準優勝と飛躍の1年となった永井彪也(東京・109期)
一方で今年は江戸川のお正月シリーズと3月のルーキーシリーズで優勝したもののイースタンヤングでは優勝戦でまさかのフライング。今回は休み明けとなる。
しかし休み前でも連続優出があるなど一時期の不調は超えた可能性もある。
人気も高い地元のスター選手であるだけに結果は残したいところだ。

長田頼宗(おさだよりむね)

 

長田 頼宗

近況2回の優勝と上り調子なのが、長田頼宗(東京・93期)
2015年のグランプリシリーズ戦で最初にSG、その後一昨年にはこのタイトルを獲得し、同年にはG2も制すといった逆の順に記念を制す珍しい記録も残している。
昨年のBBCトーナメントでも準優勝しており、平和島のビッグタイトルには必要な存在。
年末のシリーズ戦に出場を間に合わせるためにもここはリズムを活かして活躍を期待したい。

白井英治(しらいえいじ)

 

白井 英治

茅原悠紀選手の伝説の6コース差しでグランプリ優勝したのは記憶に残っている方も多いはず。
その時の1枠は3連勝で優出していたのがこの白井英治(山口・80期)。
道中揉まれながらも3着を死守したのはさすがの一言。もっとも、当地は5回の優勝と勝率8点台を超える好相性水面。
だからこそボートレースダービー優勝戦でも5番手から3周1マークで2艇を抜き去る凄技を披露できるのだ。
年末に向けて気の抜けない戦いとはなるが、悲願のグランプリ制覇へ向けてまずは今節からあらゆる面で調整をしていきたいシリーズとなる。

田村隆信

 

田村 隆信

昨年の当地BBCトーナメントで第1回の覇者となった田村隆信(徳島・85期)。
昨年も秋からG1を3つ制しただけに、優勝のない今年は同様に追い込みを図りたい。
一昨年の周年では予選をオール3連対、今年のSGクラシックでも予選は4度の2連対と当地での着取りはしっかりしている。
年始から何かと恵まれていなかったが、それでも予選突破を繰り返していただけにそろそろ大爆発がある頃かと思われる。

開設66周年記念 トーキョー・ベイ・カップ豆知識

平和島は怖くない?

インの弱い水面として有名。また結果を見てもカラフルな日が多いという印象の平和島。
しかし、G2レース以上の結果では1コースの成績は55%ある。
もちろんそれでも低いかもしれないが、G1となれば1日のうち3分の2以上がイン逃げという日も少なくはない。
今年3月のSGクラシックこそ波乱続きの展開であったが、きっちりブイを締めて先に回ることができる一流選手揃いの周年ならさほど気にしなくてもいいのかもしれない。

今年のSGレーサー他、グランプリを狙う選手が集結

今年のオールスター覇者・篠崎仁志、グラチャン覇者・徳増秀樹、メモリアル覇者・寺田祥が揃って登場。
さらには賞金ランク3〜5位、7〜10位の選手が集まるというハイレベルなメンバー(篠崎、寺田、白井、徳増、瓜生、新田、毒島)が集まっている。
この中の選手から優勝者が出るようならば、ベスト6の争いから抜け出す選手や加わる選手が出てくるのではないだろうか。
今年の年末は今回と同じく平和島であり、前哨戦ともいえる周年。各選手結果を求めて行きたい。

若手でも狙いたい2人

地元の今泉友吾宮之原輝紀。地元スター候補選手ともなっていた2人だが、とにかく当地での練習量は豊富
今泉選手は3度の優勝、宮之原選手も1度お盆シリーズで優勝がある。
今泉選手はスタートが常に慎重。その分ターンに関しては記念クラスでも通用する力を持っている。

宮之原選手はセンターからの絵になるほどのきれいなまくり差しが決まることがよくある。
どちらもこの先伸び代はまだまだあるが先物買いとして狙ってみたい選手だ。

ボートレース平和島の特徴

基本データ

所在地:東京都大田区平和島1-1-1
開場:1954年6月5日(昭和29年)
電話投票コード:#04
モーター:ヤマト331型(交換時期:6月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:6月頃)
開催:デイレース
水質:海水
干満差:あり

ボートレース平和島の水面特性

ボートレース平和島水面図

出典:ボートレース公式サイトより

24場でも毎年1コースの1着率が下位4場に入る逃げの決まりにくい水面。
その要因として、1マークに向かって振り幅とスタンドが徐々に狭まっていくという窮屈さとバック側での締め込みが厳しいという2点がある。
狭まって行く中でセンターコースはまっすぐ一目散にコーナーに殺到できる分スタートで覗くなら仕掛けていきやすい。
また6コース成績が良いというのは、もつれた展開を見て全速の最内根っこ差しでも2マークには先に回れることが多いということが挙げられる。

バック締め込みは少しでも膨らんだ場合、差しの舟がどうしても入りやすいため、2マーク先取りされインが敗れてしまうというケースもよくある。
しかし、内の艇が無理に2マークを回るようでは差し返しで逆転での決着も見られるためそういった攻防にも注目したい。
風は夏は追い風、冬は向かい風傾向で、この時期は天候次第でどちらにも吹く可能性はある。
東京湾から直接の海水の流入はないが、それでも2マーク奥からは流れ込んでくるために、満潮時は追い傾向、干潮時には向かい傾向となる。
今節では昼過ぎに干潮、以降追い傾向となるため、風向きと合わさるようならば前半ではまくり展開からの仕掛け、後半には差し展開を狙ってみたい。

 

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