「オールジャパン竹島特別(開設67周年記念)」展望

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オールジャパン竹島特別とは

ボートレース蒲郡の周年記念競走。広大な水面で繰り広げられる白熱の戦いは数々のドラマを生んでいる。

開催時期が固定されているわけではないが、3月〜7月の春先から夏にかけて施行されることが多い。2010年頃まで優勝戦では逃げが決まらないという事も多かったが近年では逃げ優勢。2大会前は湯川浩司選手が3角から峰竜太選手を粉砕するまくりで制したのは印象的だ。

地元選手による制覇は昨年の平本 真之選手や2015年の柳沢 一選手、2012年の赤岩 善生選手と愛知支部の看板レーサーか優勝している。今年はどんなドラマが待っているか。

 

開催日時

2022年04月10日(日)から04月15日(金)までの6日間

優勝賞金

1,000万円(副賞金を含む)

 

「G1 オールジャパン竹島特別(開設67周年記念)」ドリーム戦

初日(04/10)第12R ドリーム戦

蒲郡12R①
蒲郡12R②

1 4337 平本 真之 愛知
2 3415 松井 繁 大阪
3 3779 原田 幸哉 長崎
4 3897 白井 英治 山口
5 4238 毒島 誠 群馬
6 3941 池田 浩二 愛知

 

「G1 オールジャパン竹島特別(開設67周年記念)」注目レーサー

平本 真之(ひらもと まさゆき)

平本 真之

昨年の66周年を制した平本 真之選手。今大会では初日ドリーム戦1枠を任された。

5年振りのSG制覇を昨年秋のボートレースダービーで成し遂げた翌年の周年であり、今年もこのタイトルで上昇気流に乗っていきたい。常滑周年では優出が精一杯となったが、今節は連覇に向けてシリーズを引っ張る。

 

池田 浩二(いけだ こうじ)

池田 浩二

直前節では純地元周年で悔しい優出漏れとなってしまった池田 浩二選手。唐津周年までの5連続優出の勢いが一息とも思われるかもしれない。

しかし当地周年も過去に制している他、2020年の東海地区選手権でも地元G1制覇と蒲郡でも活躍は光る。今年の賞金争いにおいてG1は今節がラストとも言える戦い。なんとしても上位争いを。

 

原田 幸哉(はらだ ゆきや)

原田 幸哉

長崎支部とはいえ長い間愛知支部の中心選手として活躍してきた原田 幸哉選手。昨年8月のボートレースメモリアルではついに蒲郡でのビッグタイトルを獲得している。

近況2節は続けて予選突破を逃しているだけに走りなれた蒲郡の水面でリズムアップを狙う。

 

白井 英治(しらい えいじ)

白井 英治

2007年の蒲郡周年では4カドまくり一撃という非常に印象深い優勝を果たした白井 英治選手。直前の下関周年では直前でのFが響いてかやや精細を欠く内容で準優勝戦敗退となってしまった。

今回の舞台、蒲郡ではデビュー初優勝も含む優勝5回と相性がいい水面。再び周年で頂点に挑む。

 

毒島 誠(ぶすじま まこと)

毒島 誠

2020年のチャレンジカップを当地で制している毒島 誠選手。今年に入ってから7節全てで優勝中と非常に高い安定感を誇っている。

昨年のボートレースメモリアルでは準優3着と惜しくも敗退したが、周年では勝負強さを見せて優出。ナイターキングらしく、蒲郡でも活躍が期待されている。

 

今垣 光太郎(いまがき こうたろう)

今垣 光太郎

蒲郡で輝かしい成績を持つ1人が今垣 光太郎選手。デビュー初優勝が当地であり、2002年・2004年とSGモーターボート記念(現在のボートレースメモリアル)を優勝している思い出の地である。

また21年前の周年でも優勝と過去の実績は十分。直前のG3では悔しい想いをしているだけにここで巻き返したい。

 

「G1 オールジャパン竹島特別(開設67周年記念)」注目モーター

モーター

57号機

この約1年間、ボートレース蒲郡で強烈なパワーを見せてきたモーター。昨年のボートレースメモリアルでは白井 英治選手の5コースからの強烈な捲りは印象に残るものがあります。

3月の一般戦でも優出をしており1年間を締めくくるこの記念でも獲得した選手に注目が集まりそうだ。

72号機

昨年のボートレースメモリアルで原田 幸哉選手が優勝したモーターでその後は当地のエース格として君臨。その当時と比べると機力は落ちている印象はあるが能力は確か。

直近7人が連続でB級レーサーなので整備面の見直しや微調整で変化も期待できそう。

68号機

蒲郡巧者が集結した3月下旬の一般戦で静岡支部の横澤 剛治選手が優勝した際のモーター。今年に入ってから6度の使用で3度の優出と直近の状態が良い。

昨年のボートレースメモリアル直前の一般戦では整備巧者の赤岩 善生選手が使用して優勝。その際にも個人的に注目をしていたモーターだが、ここにきてその能力がまた開花。

 

「G1 オールジャパン竹島特別(開設67周年記念)」豆知識

連覇に挑む9人のレーサーたち

 

昨年制した平本 真之選手や愛知支部の中心レーサー以外に7名の選手を含めた総勢9名の地元レーサーが連覇に挑む。

7年振りの制覇に挑むのは柳沢 一選手。蒲郡を得意とする整備巧者の赤岩 善生選手は10年振りの優勝に挑む。杉山 正樹選手は蒲郡ならどんなモーターも機力を出してくる。F持ちではあるが一気のまくりには注意したい。

社長の愛称でお馴染みの河村 了選手や岩瀬 裕亮選手は当地連続優出中。若手の黒野 元基選手や前田 篤哉選手は力試しの戦いとなる。当地ならではの戦いを知る選手たちがどんな活躍を見せるか注目だ。

 

激戦多数 優勝戦

 

かつて51周年では3周目までもつれ込んだ先頭争い。新美 恵一選手を3周1マークで沈めこんだ正木 聖賢選手のレースもあれば、52周年での白井 英治選手の「獰猛なるまくり強襲」と実況に言わしめたまくり一撃。

近年では蒲郡初Vまであと一歩のポールポジションを獲得していた峰 竜太選手を3カドから湯川 浩司選手が「猛爆ストレート」で強烈なまくり。これに連動するようにまくり差した茅原 悠紀選手にもツケマイを浴びて峰竜太選手がまさかの立ち往生となった波乱の結果となった。

このように蒲郡周年優勝戦では劇的な何かが起こることが多い。そのあたりも考慮した予想をしてみてはいかがだろうか。

 

期末への勝負がけ

 

4月も今開催が始まる頃には1/3が経過。期末まで時間は迫っていく。今節はボーダー下からの勝負がけは2名。

松尾 拓 6.09

片橋 幸貴 5.98

共に今開催後にF休みとなるため今開催で準優以上は必須となる。ボーダー付近では

坂口 周 6.28

河野 大 6.22

こちらも今節がF休み前最後となり、準優入りを目指す戦いだ。最も難しい戦いとなるのがこちらの選手。

中田 元泰 6.41

F2ながらここまでの貯金でやや余裕のある数字だがF2で休み前最後のシリーズ。スタートは無理出来ないが、道中では1つでも上を目指した戦いとなるだろう。

どの選手もスタートこそ無理は出来ないものの勝率アップの為に好レースを披露したい。

ボートレース蒲郡の特徴

基本データ

所在地:愛知県蒲郡市竹谷町太田新田1−1
開場:1955年(昭和30年)8月13日
電話投票コード:07#
モーター:ヤマト331型(交換時期:5月頃)
ボート:ヤマトYM-730型(交換時期:5月頃)
開催:ナイターレース
水質:汽水
干満差:なし
チルト角度:-0.5、0、+0.5、+1.0、+1.5、+2.0、+3.0

ボートレース蒲郡の水面特性

ボートレース蒲郡の水面図

出典:ボートレース公式サイトより

広大な水面でのスピード戦が魅力のボートレース蒲郡。昨年5月のお盆シリーズから6月下旬の開催の間に照明が全てLEDに変わり明るくなった。

水質は三河湾内にあることから汽水だが、海水濃度はそれほど高くなく潮の満ち干きによる干満はそれほどない。

コースは三河湾の奥まった場所に位置しており、スタンドや立体駐車場、電光掲示板や防風林によって風による影響はそれほど大きくない。

それでも風が強まるときにはスタンドに当たった風が水面上で舞うため、スタートやターンが難しくなる。当地との相性や数多く経験がある地元選手の期待が高まる。

コース別成績

ダッシュ勢や攻めの起点となる3コースの活躍も目立っているため、インの2連対率はナイター開催場のなかでも桐生に次いで2番目に低くなっている。

過去1年の1コース1着率は54.8%。だが2〜4コースまでは1着率が10%台と予想の幅は広そうだ。

イン逃げ決着からの相手としては枠なりに数字が残されているが、他場に比べて2〜5コースまでの差は小さくどこからでも狙える傾向が強い。波乱ならば3コースの1着。3-1がやや多くなる以外では3-2.3-4.3-5と出現率としては変わらないだけにここが高配当への鍵となるだろう。

 

「G1 オールジャパン竹島特別(開設67周年記念)」まとめ

オールジャパン竹島特別

広大な水面で繰り広げられる激しい攻防は多くのドラマを生んでいる。加えて期末が間近に迫ったこの時期ならば思わぬ波乱すら予感させられる。

激戦が予想される蒲郡の周年記念競走は10日より開幕。6日間見逃せないだろう。

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